継続こそ力とはよく聞く言葉ですけど続けられぬのは凡人の証しであると此処を見て毎回反省しています。(^0^;)
継続するには好きなことを書き散らすのもいいかと思っていますが、日頃の生活に追われてしまうとつい逃げがちでありまする。まあここを思い出した時にで思い浮かぶことを書くのも精神的にいいかも知れません。(^0^)
今日はカメラを思い付いたのでその話題かなぁ。成り行き任せて書いてみます。
カメラと言えばライカという月並みな反応ですが、私の興味が高いのはバルナック型ライカです。オスカーバルナックという人物が世に送り出し戦後のある時期まで進化してきたカメラです。
機械機械した容貌と取り付けるアダプターの数々が人間臭くからくりに満ちあふれているのにも興味を引かれます。ただ、体系的なコレクターでも分析者で無いものだから適当に手にして感動しているだけです。まあそれで充分でしょう。
パソコン内に保存していた目新しいからくりは、MOOLYというライカモーターです。と言っても戦前のもの、ゼンマイでフィルムを巻き上げるからくり機械です。スプリングモータードライブというものです。
かなり前から探していたのですが、此の数年で二回発見、一回目は壊れたものでゼンマイが破断し修理不能と言われました。その後二台目を発見し、動作していたのでそのままオーバーホールをお願いし、無事帰還しました。(^0^)
ここまで書いたのでMOOLYを採り上げます。
やっと見つけたもののゼンマイが駄目で静態保存となったセットです。不調なIIIaも付いて来たのですが、これはオーバーホールして新品同様に変身しました。
数年後に見つけたMOOLY、これは動作品で直ちにハヤタカメララボでオーバーホールし今日に至っていますが、ゼンマイが弱っていると言われています。恐る恐るの動態保存。(^0^;)
こちらが生きている上の装置より古い時代のもので巻上速度を変える1,2というスイッチがあります。後年のものは速度固定です。現在壊れている方です。
微妙な違いをご覧下さい。
ゼンマイ巻き上げは底にあり、一度巻き上げると14枚撮れます。絞りとピントを決めて前面左のレバーを押下するとシャッターが切れてフィルムを一枚巻き上げます。この装置を底蓋と交換するだけで本体を改造すること無く自動巻き上げ機能を付加出来ます。
ライカにはこのようなオプションが色々あるので興味深くて抜け出せぬ世界が待っています。俗に言うライカ沼。
この装置の場合、実用的と言うよりも人間の創意工夫の歴史を眺めることが出来るものと言えそうです。
バルナックライカの手の中に収まる形はとても心地よいものです。この感触がバルナックがカメラの王様だと思う一因になっています。しかしながら愛用しているかと言われるとデジカメ偏重になっていることを反省。
まあ、バルナックが一番と思うのは私だけかも知れませんけど。(^0^;)