昨日も暑い日でした。湿度が高かったのでなおさらでした。そのせいでもないと思いますが、吉祥寺北裏鐵道運転会もなぜか低調でした。参加者も少なく、機関車もいつもになく寂しい状態です。もちろん私も手ぶら、(汗) テントの下で趣味のお話三昧していました。93歳になるS御大もなかなかお元気でありました。 が、テントを通してジリジリと照りつける太陽には髪の薄さも手伝ってかなり参りました。 これからの話題はJAMです。さて、今年は何を持って行こうかとか楽しむノウハウの披露等々であります。肝心の日程がさっぱり分からなかったので調べておきました。 関係者の皆さん、楽しみましょう。ちなみに昨年は皆勤したと思います。持って行った機関車を忘れたので自分のブログを見てきました。スパム缶を抱えていったようです。
【第11回国際鉄道模型コンベンション】
開催日:2010年8月20日(金)~22日
場 所:東京ビッグサイト西4ホール、屋上展示場
もう一つは夏の青春18切符、どのように楽しむかですが、7月20日は目前に迫っています。今年は計画性を持って効率よく行きたいものです。涼しい山の線路がいいなと暑さも手伝ったので盛り上がりました。それにしても私は初心者であることを再認識しました。
ところで以下は、長くなりますが、GWR Castleの製作記録です。
圧縮空気での動作確認終了
さて、製作途上の45mmライブスチーム、GWR Castleですが、最終段階に入っています。今回はボイラーに圧力をかけ加減弁経由で動作するか検査しました。 その結果は無事検定通過、排気ノズルから潤滑油も噴き出したので所定の動作を確認できたようです。
試験は、運転と同じ状況を圧縮空気で作り出すわけです。 実際と違うのは気体温度が低いだけです。Castleの給油方法は運転室床下の潤滑油タンクに蒸気圧力をかけて強制的にエンジンへ送る方式です。従ってエア運転で心配な油切れを生じにくいので長目に動かしても大丈夫のようです。
細かい艤装と運転室の取り付けはこれからですが、煙室や煙突を取り付けてみました。英国型機関車らしい姿を現したところです。 気になる点は先台車のバネが柔らかいことと後部エンジンへの給気管が煙室にぴったり填っていない点です。これらはこれから調整です。先台車のバネは走行性能に影響するのですが、北裏鐵道では固い方がいいのかなぁ-
運転室はご覧のようにまだむき出しです。検査を無事終えたらキャブの取り付けですが、あちこち外してからの作業です。何度も行ったり来たりにならないようのんびり進めることにしています。
後部エンジンのクロスヘッドも大変シンプルです。弁制御のためのロッド類がすべて主台枠内に収まっているのでこのような形態になっています。
テストのあらましは以下の通りです。
給油タンクにシリンダー油とマシン油を入れ通常よりも軽い潤滑油として注水口より空気を送り込みます。2.5kg/cm2程度の圧力で加減弁を開き動輪を回してやると勢いよく回り出しました。まだあたりが取れていないのですが、回転させているうちに心なしか軽快になっていくような気がします。 逆転弁を前後させて弁動作も慣らしをしたつもりですが、実際にはまだまだ足りないと思います。排気ノズルから油混じりの空気が噴き出すようになったので潤滑油系統も正常に動いているようです。 蒸気で動かすと熱膨張や潤滑油の影響で動作が違ってくるのですが、今のところ機能的には問題なさそうであることを確認できました。 これから仕上げの組立を進めて来月の運転会にはデビューさせたいと思っています。小型なので運搬も楽だろうなと期待しています。