予約している「落語・昭和の名人」を取りに行った書店の雰囲気が何となく変でした。最近棚の並べ方を工夫して探しやすくなっていたのですが、今月一杯で閉店とのこと、予約した本はもう一回受け取って書店変更です。すぐ近所の商店街の本屋だったのでどうせ買うなら地元でと考えていたのに残念です。これでこの商店街から本屋が消滅、線路向こうに系列店が1軒残るのみ。物理的な本屋経営は大変なようです。 ネットで買う機会も増えたのですが、それでも本を手にして拾い読みをしながら気に入った本を探す楽しみは捨てがたいと思います。ネットでは決めうち購入なので手の隙間からこぼれ落ちる本が結構多いだろうなと感じます。古書店は二店舗健闘しています。それでも知っている限り既に三店舗消え去りました。
商店街から消えていったお店は本屋もそうですが、カメラ屋、いや個人のDPE店もありました。好みの雰囲気でプリントしてくれるような店が無くなって楽しみが半減しました。デジカメやネット時代のもたらした寂しい流れなのかも知れません。 そう言えば、その最先端を行くはずの自然派コンビニも今月一杯と張り紙してありました。此処はいつもお店が消える物件なのですが、今回も一年しか持ちませんでした。近所では地の利もあるのか7-11が一人勝ちの模様となりました。
商店街自体をどう維持していくのかが東京でも大変な時代です。チェーン店のずらりと並んだお隣の商店街よりも個人店の並んだこちらがいいとは思うのですが、民家やシャッター店が出現し、歯抜けになっていく商店街を見るに付け、買い物量が少ないくせにこの先どうなるのだろうかと気になります。(汗)
近所にない店、模型店、骨董屋、スポーツ用品店、銭湯、陶磁器店でしょうか?飲食店は溢れるほどありますが栄枯盛衰の世界、馬力低下の小生には次第に縁遠いものとなっております。(苦笑)