世の中は三連休のようですが、隠居の身にはさほど影響がありません。子供家族が冬休みと会社休みで何となく慌ただしくしているようです。そんな中、私はボンヤリしています。(^0^;)
宮仕えの頃は、休みになるとやることを描いていたので充実していたのに最近は緩みっぱなしです。今年は私事でも色々あったので趣味を顧みる時間も忘れていたようです。
連休初日は仕事の延長で片付けと処分品の引き取りがあり待機、生憎の雨降りでしたが無事終了。そしたら眠くなったのでマッサージチェアで一服。そこへ奥方帰還、外に買い物と思ったら息子と孫が登場となったので結局自宅在となりました。 家の敷地内から一歩も出ないことになりました。明日は動かないと生活習慣がマイナス方向に行きそうであります。
つい愚痴となる初日のお話し。
十日ほど前からグズグズしているのは汽車ぽっぽの試運転です。作ってテストOKにもかかわらず火入れしていないマレー型タンク機関車BR96と暫く眠っているA3型ことフライングスコッチマンの二台です。大型機関車の部類なので我が家の急カーブでは走行不可能なので火入れを躊躇っています。これをやるなら余裕で走る小型機がいいのではないかとやらない理由が湧き上がってくるのです。年寄りの逃げ口上はいけないなぁと思うのですけど。(^0^;)
それはさておき、この二台が暫く目の前に転がっていましたので写真をアップし簡単な説明を付けました。
マレー式タンク蒸機BR96
此の蒸機は二組の蒸気エンジンを持っており、最初のエンジンで使った圧力の低下した蒸気を次のエンジンでも使いボイラーで作った蒸気の熱エネルギーを最後まで使い尽くすという構想の蒸機です。そのために二段目のエンジンのピストン直径は一段目のそれより大きいものとなっています。此の複式と言われる構造の蒸機が正当なマレー式であります。(^0^)
次の蒸機が英国の誇る高速蒸機A3です。フライングスコッチマンという名称が与えられています。
主台枠内にもう一基エンジンを備えて三基のエンジンは120度位相のクランクで蒸機を滑らかに駆動しています。
弁装置は左右のワルシャート弁装置とその動きを利用し主台枠内エンジンを制御するグレスリー式弁装置を持っています。
この二両を並べると模型ながら迫力があります。そう思うのは私だけかも知れませんけど。(^0^;)
量差のサイズはご覧のようになっています。BR96はタンク車ながらテンダーのあるA3に近い大きさを持っています。
いずれもアスターホビーの組立キットを組上げたものです。実機と同じ機構を有しているのが特徴です。この時代の同社製品は素晴らしかったと思います。