からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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VISOFLEXの話(2)

2012年10月18日 19時23分15秒 | からくり情報

 昨日のお宮参りの疲れを引きずりつつのんびりしたくなった本日ですけど午前中は所用で出かけ、午後は気分転換に散髪へ、地元の噂話を色々聞ける?浮世床でありますが、いい話の少ない最近です。商業の通りでは店の閉店がすぐ聞こえますが、またしても何店かが・・・

と云う話は置いておきまして昨日の拡張版です。VISOFLEXとは何か、予備知識の無い方には判じ物だと思いますのでからくりネタの一つとして採り上げました。詳しいことはネットで調べれてもらえば分かることだと思いますが、ライカを使ったことのある人でも実際に使ったことのある方は数少ないと思います。所謂変人システムです。 自分で書いたことを忘れるくらい以前にHomepageにも書いておりました。 こんなものをものを使っていた私は変わり者かも知れませんけど。(^0^;)

Dc010971 この写真は、かなり特殊。バルナックライカ用ビゾフレックスにElmar 9cm用距離計環を付け、Elmar 9cm/f4 のヘッド部を付けた状態です。Summicron 90mm/f2 もこの状態で撮影出来るようにしています。それが何なのと云われますけど。(^0^;)

Dc011681

これはNikon F601 を M42マウントに改造したものです。VISOレンズをM42に接続するマウントアダプターを見つけたのでこれにSummicron 90mm/f2 をVISO距離環に交換したものを使うとライカレンズがNikonに付きます。 創意工夫するこの仕掛けは大変面白く共感を覚えます。(^0^)Dc011685

ここまで出来れば色々応用が効くようになります。
もともとフランジバックの短いライカ系のレンズは現代カメラに意外に簡単に装着出来ます。 VISO -> Nikon アダプター と云うものを見つけて最近はElmar 65mm/f3.5 を Nikon D300で普通に使っていました。そして、RICOH GXR+MOUNT A12 を入手以来、VISOレンズに限らず簡単に古典レンズを利用出来るようになり写真生活を楽しんでいます。自分でピントを合わせるので被写体をしっかり見つめるので自動カメラでは得られない楽しみに浸ることができています。下手ですけどね。(^0^;)
そうそう、この時代の広角レンズは後玉が大きく出っ張っているために一眼レフやミラーレス一眼には装着出来ないものがあります。その点GXRにはそのような問題が起きないので気楽に各種レンズが使えます。これはいいですね。

ところで、最近のVISOFLEXそのものの人気は下降の一途を辿っており、使う人は絶滅危惧種になっていると思います。我が家にも何セットか転がっていますが、使わなければと思いつつジーッと眺めているだけです。 ポコン、パシャッと云う間の抜けた撮影速度はホッとするのですけどね。
とりあえず200mmの専用レンズがあるのですが、まだGXRでは使っていないので早めにシステム化してみたいと思います。

Dscn0593

GXRにVISOレンズではなくElmar 9cm/f4沈胴を付けたものです。VISOレンズは付け根にアダプターを介しますが、姿が似ており通常の古典レンズとの区別は難しいと思います。

P1010079

季節外れの櫻ですけど今年の春、Elmar 65mm/f3.5 開放で撮りました。来春の櫻に期待しています。

それではまたいずれVISOの話をいたしましょう。


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