からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
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春から初夏へ

2006年04月26日 05時36分47秒 | 蜻蛉池日記

 自分のことで慌ただしくて季節感を喪失した生活が数十年続いたようです。今年はそういうことがないはずだと思っていましたが、まだまだ心の余裕がないようです。これも生活習慣病のようです。いつの間にか初夏になってしまったことは、日曜日に花壇の手入れで気が付く始末です。はびこった根っこを取り除き新たにハーブや夏の花の苗を植え込みプランターの花も総入れ替えです。あっという間に夏が近づいてような気分です。 もっともこれはカミさんの役割で私は力仕事専門でした。

 私の本務は、ブログでも実際にもさぼっていた蜻蛉池手入れです。寒かった冬にもかかわらず蛙の産卵は5日ほど早く、既にオタマジャクシが泳いでいます。 が、例年と異なり二度目の産卵が1週間ほど前あって、そろそろ孵化したようです。新しい血を入れるために数年ぶりにヒメダカを10匹買ってきて睡蓮鉢も含めて放しました。この2年ほど蜻蛉の飛来が少なくなったようなので思い切って周囲を刈り込み水面を拡げました。一昨年放っておいた微少な豊年エビの動く姿を発見し生態系は安定していることを確認しました。自然の浄化のみでエコバランスをとっている小さな池ですが、長年生息している生き物を見ると心和みます。この小さな一角だけが雑草の繁茂しがちな場所で家人には不評ですが、ささやかな実験場所なのでお目こぼし願っています。 池の周りにはカラスエンドウが花真っ盛りです。という珍しい光景が自然に出来上がりました。 あ、写真がない。(汗)

ということで10数年前に世田谷ボロ市で求めた\980の牡丹が咲き始め、これまた祖母から引き継いだ藤の大鉢がそろそろ開花です。この手入れは私の手になりますが、園芸の才能があるのではと勘違いするほどよく咲いてくれます。これらを見ると夏は近いぞと気が引き締まります。

Botan 春の嵐を前に慌てて支柱を立てました。おかげで無事咲き始めました。

Fuji 藤はこれからです。まだ一房のうち数個の花のみで香しい香りはこれからです。これを見ると足利の大藤を見たくなりました。


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