遊び中心ですが、色々あって書くことを忘れています。ネタが浮かんでは消えて流れ去ります。先日小石川後楽園と近所の羽根木公園へ観梅に行って来ましたが、前者はまずまずでした。羽根木公園は樹勢が衰えて梅ヶ丘の名前が泣いてしまっておりました。
後楽園で撮った写真を数枚パノラマに仕立ててみましたが、いかがでしょうか?
水戸藩のお庭、コンパクトにまとまっており都内の公園では最も好きな場所です。子育て時代にすぐ近くに六年間住んでいたせいかも知れません。半七捕物帖の出てくる地名に囲まれていました。この地も都市計画でずたずたに分断されて最後まで残っていた古い煙草屋のみみずく屋さんも消え去っており唖然とした次第です。
後楽園に入って左側に歩くと目にする光景です。左の赤い橋が通天橋、正面の橋が渡月橋、そして右側の池が中国にある西湖。 この庭園は京都や中国の故事に憧れて設計されているようです。
そしてこの湖は琵琶湖です。(笑)鴛鴦や鴨が泳いでいると思いましたが、この日は鴨だけしか見ませんでした。長いレンズを付けたカメラマン氏と歓談。一日写していても飽きないそうです。カメラはほぼデジタル一眼になっていましたが、私が使っていたもう一台のカメラが昭和13年製と聞いて驚愕のまなざしです。バルナックライカIIIb型にズミタール5cm/f2、それに知る人ぞ知るピストルを付けていました。(笑) カメラの進化とは何でしょうか?これまではフィルムの進化。フィルムが消えてCCDになっていますので記録媒体の変化が流れを変えてしまうようです。
確かに向こうの島に野鳥が群れていました。都心とは思えぬ光景です。小母さん達の歓声は響き渡っておりましたけど。
ついでですけどこのような石橋もひっそりと造られています。二年ぶりに行ったと思いますが、満足して帰宅しました。周辺は激変してしまいましたが、この公園だけは変わって欲しくないなと思います。
次は櫻の季節、長い間目にしていない枝垂れ桜を眺めに行きたいものです。