からくり出張所

様々なからくりを徒然なるままに書くつもりです。
明るく楽しい趣味Blogが目標。
毎日ほっこりと。(^0^)

糸蜻蛉

2009年06月09日 13時33分27秒 | 蜻蛉池日記

 梅雨直前の涼しい日、久々の剪定で蜻蛉池そばの肥後椿を刈っていたらヒラヒラヒラと糸蜻蛉。忘れかけていた訪問者です。きっとこの池で生まれた蜻蛉でしょう。近づいても逃げません。やっぱり嬉しいものです。

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 茶毒蛾の幼虫が発生していた別場所の椿は仕方なく消毒後さっぱり刈り込みました。この木の下には10数年前に死んだ愛犬の墓がありますが、そういえば明日が死んだ日です。周囲をすっきりしてあげました。

ちょっとだけやるつもりがエスカレートしてしまい結局ゴミ袋三倍分の作業となりましたが、これが限界です。樹形を整える仕上げを残して終了しました。

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 茎が枯れてしまったジャガ芋を掘り起こすとちょっとだけです。これはアンデスです。収量は少ないと聞いていましたが少なすぎなのは日当たりが悪かったせいかも知れません。残りの株はまだ元気です。

Dc060905これは伸びすぎました。放置状態になっています。

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こんな具合にあちこち観察しつつモタモタと思いつき作業をしていたのでやっと昼食後の一服です。待ちくたびれた家人はとっくに食事を済ませてお出かけしてしまいました。


北裏鐡道6月運転会

2009年06月07日 20時44分17秒 | ライブスチーム

 昨日の涼しさが嘘のような暑い日でした。気温の激しい変動は年寄りにはショックです。 とはいえ月に一度の運転会なので出撃しました。 駅のホームで赤堤生涯学習センターの女性大幹部に遭遇し運転会と申し上げたら眼が点のご様子でしたけど、常人から見ればやっぱり変かなぁ-?

10時、現地到着するなり、暑い暑いを連発してしまいました、心頭を滅却しても暑いものは暑いという未熟者で、真夏が思いやられます。午前中は線路が混んであることもあり雑談で過ごしました。 これがまた楽しいのです。ライブスチーム雀がこの業界の噂話で盛り上がります。 一族で出席のTさんが一歳半の後継ぎを紹介してくれましたが、おねぇちゃん二人も大変頼もしく、この先が思いやられます。いや、楽しみですね。(笑) 石炭炊きの初代C62を分解中だそうでデビューはいつでしょうか?

暑くて待機していたのですが、持ってきたスパム缶は重石としてくりさんのEveningstarに牽引されて走り回っていました。午後は燃料切れになるまで30分間快走したのでもう慣らし運転期間は終えたようです。 太い煙突と四本ノズルの効果で低速でも燃焼状況がいいのか安心できる機関車です。三気筒なので牽引力も充分です。 と書いたものの自分の汽車の写真がありません。動画ばっかり撮っていました。 次回は別の機関車を持って行けそうです。 帰宅後コンプレッサーを使いでしっかり整備しておきました。

さて本日はアスターホビーの方が二名参加、色々好きなことを聞かされご苦労様でした。こういう支援があると心強いし、下々の声が聞こえるのでメーカとしてもメリットがあるのではないかと思いますがいかがでしょうか。本日20両?程の機関車が居たと思いますが、アスター製品が9割ではなかったでしょうか。この製品があるので我々が楽しめていることを認識するとともにライブスチーム文化の一翼をキープして欲しいと思った次第です。

Dc060704 この木曾鐡道ボールドウィンで盛り上がりました。 これはHさんの大改装版ですが、この度新製品として姿を現すのを楽しみにしている人がチラホラおりましたが、さてどのような人を対象歳商品としたらブレイクするかと暑さの中で更にヒートアップしていました。 私は団塊世代の入門機にと思いますが、いかがでしょうか?

最初からシトロエンを買う初心者はいないのではないでしょうか(笑)

軸動ポンプやスチブンソン弁へ換装用キットもあるので小型ながらも意外にタフな機関車のようです。それに安そう??? あ、私はシトロエンに行きたいほうです。(苦笑)

Dc060706 これは中央シリンダー改造で復活なったOさんのBR44です。野太い排気音で走っておりました。

とこの程度しか撮っておりません。キャブフォワードやA4、Eveningstar、JNR9600などが走っていたようですが、よく見ておりません。それにKさんの機関車群も・・・ 重役出勤の報いでした。

ともかく突然の暑い一日、皆さまご苦労様でした。前々回運転した機関車をそのまま持ち込みましたが、更に好調になったのでいい一日でありました。 好調すぎて顔や腕は真っ赤になってしまいました。

週明けからの色々を一瞬忘れてしまった一日でありました。


運転室拝見(4)

2009年06月05日 22時28分21秒 | ライブスチーム

 汽車ぽっぽを始め趣味はこのところ公務優先で休止状態が続いております。こんな時は相変わらずシミュレーションモードで楽しもうと思います。 第四弾目の運転室拝見を書きながら考えてみました。

 45mmライブスチームはその小型さゆえに運転室の装置は必要最小限になっています。とは言えある程度の機能がなければ蒸気機関車を運転している気分にはなりません。本当はシンプルなものが扱いやすいのですが、ついつい複雑系を求めてしまうのはこの趣味を楽しんでいる仲間のちとひねくれた性格なのかも知れません。(苦笑) かくいう私もこの矛盾を楽しんでいるところです。

 前置きはさておき、本日は複雑系の紹介をやってみます。私のところにいる複雑な運転室を持つ機関車は国鉄型C622です。日本で最後に製造された蒸気機関車であるとで知られています。米国や欧州の機関車に比べて機構的、性能的には少々見劣りしてしまいますが、役所が決めた標準化仕様で製造したものなのでこんなところかも知れません。 デビュー当初は特急「つばめ」の牽引機として華々しく活躍したようですが、その終焉期には小樽-長万部間で急行ニセコの補機として使われました。現在は京都梅小路機関車博物館で生きた蒸気機関車として展示されています。 数年前、この機関車を作る機会が幸運にも与えられたので随分楽しんで作りました。作成記録はHomepageをご覧下さい。

作成後の試運転写真です。

C622 この機関車は、これまでのアスター製品と異なり新しい機構を幾つか備えています。この設計が良かったのか悪かったのかこれから評価されていくと思われますが、作る立場から云えば面白い機関車でした。少々凝りすぎていたような気もしていますし、長い期間採用されてきたライブスチーム構造の定石を捨てた設計でした。このことについてもここに書いた記憶があります

従って運転室も新しい機能を幾つか備えているので操作を覚えるまで戸惑った記憶があります。

C622_cab 随分火を入れておりませんが、何時でも運転OKです。火室扉を開いた状態で写しています。中央横向きの黒いレバーが加減弁です。その裏に隠れた右のボタンが汽笛弁、左側上のダイヤルが通風弁、その左下の突起のあるダイヤルが寒冷期のガス発生を補助する蒸気ヒーター弁、左の黒い回転ダイヤルが逆転機です。 その上にある水平の棒はシリンダーの凝結水を排出するドレイン弁レバーです。これを上下することで作動します。 火室扉下の真鍮部品はガスバーナーです。 この機関車は石炭で運転可能なのでガスバーナーから火床へ換装できます。このため火室の下には石炭殻をキープする灰箱を持っています。灰を排出する底板を開閉するレバーが運転室床板左下にありますが、この写真では不鮮明ですが、次の写真では分かるかも知れません。

以上の説明をもう少し立体的に見るために次の写真を参考にして下さい。

C622d_cab 運転室のナンバープレート直下にボイラーの水を排出する排出弁と給水をコントロールする給水弁が見えています。45mm模型でこの有様ですから大ゲージ模型では大変です。 ましてや本物は気の遠くなる数のレバーや操作ダイヤル、メーターがあります。一人前の機関士になることの大変さが分かります。 この模型ですらたまに運転すると確実に操作を間違ってしまいます。(苦笑) まだまだ精進が足らないようです。

駆け足で思いついたことを記述しましたが、いかがてしたか。模型とは云えここまで複雑になると楽しみも倍増します。  機関車に興味のない皆さま、ここまでお付き合いいただいてありがとうございました。

次の日曜日は運転会です。さて何を持って行くかまだ決めかねているところです。


紫陽花漫遊

2009年06月05日 10時29分43秒 | ぶらり旅

 六月のイメージは梅雨、梅雨からの連想は、じめじめ、カビだけではなくて菖蒲、紫陽花というちょっとだけ明るいイメージもあります。 本格的な梅雨前の紫陽花見物に鎌倉へ遠征してきました。もっとも全名所を制覇するのではなくて歩きを楽しむと云うことに徹したのであいかわらずの漫遊旅行です。ブログを紐解くと昨年も一昨年もこの時期に鎌倉へ行っております。体内カレンダーが出来てしまったのかも知れません。 振り返って読むと色々反省や次第に活動力の落ちてくる自分自身が客観的に見えるので冷や汗ものです。

Dc060512 極楽寺駅からちょっと先にある成就院は鎌倉の外れなので意外に少ない人出です。ここの紫陽花が鎌倉でも風情があるように思います。今年はまだ早すぎたようですが、心なしか花芽も少ないように感じました。

Dc060509 ここからのお薦めは七里ヶ浜が一望できるこのポイントです。もう少しすると両側が紫陽花で埋まるはずです。昨日はこんな具合でした。

この先長谷まではのんびり歩けたのですが、長谷駅からは町の雰囲気が一変して人人人でぎっしりです。歩道に固まる修学旅行の群れ、先生も指導するわけでなく自分も楽しんでいる様子。これでは生徒達も道を譲るわけがありません。先に生まれた方がお手本ですからなんともはやの小中学校? 三猿の酔考さんと下を向いて歩いておりました。

小町通りも予想に違わず大混雑です。鳩サブレをぶら下げた集団が闊歩しています。ので友人の店にちょっとよりご挨拶。「子供が多くて商売はねぇ-」でありました。これではこの先北鎌倉方面も推して知るべしであります。これ以上の紫陽花探訪は中止です。

急に思い立って横須賀へ、鎌倉からは駅4つ、港を見に行きました。本日の収穫はご覧の通り。

Dc060514 新旧の砕氷艦「しらせ」です。手前が新造船、向こうに見える白いレーダードームが旧「しらせ」です。

これで良しとしてドブ板通り経由で帰京致しました。色々ありましたが、詳細は何故か省略。(汗) 渋谷で豪華(?)夕食&反省会。そして次の企画会議でありました。

お付き合いいただきまして感謝。 > 酔考さま


急いで農作業

2009年06月02日 20時47分36秒 | 園芸

 昨晩はお仕事仲間の地元の溝の口でした。色々楽しいお話感謝です。大きく変わった溝の口に目を見張りました。久々の社会見学の感でありました。

午前中打ち合わせで新宿です。課題対応一個ずつの一つでした。出たついでに小田急百貨店に立ち寄って北陸三県展で福井ヨーロッパ軒のソースカツ丼で昼食、越前塗りのお箸を買って帰宅しました。箸がよくなると食卓が豪華?に感じるから不思議です。

帰宅後もちょこちょこ電話対応、何となく落ち着かない日でした。

数日ぶりの晴天で気になっていた農作業を少し進めました。昨年のように緑のカーテンを作るべく延びてきたゴーヤと朝顔を這わせるために二階から紐を垂らしました。これで準備終了です。ついでに胡瓜棚を作成しましたが既に小さな胡瓜が出来ていました。ちょっとサボっている間にどんどん成長していきます。トマトもグーッと伸びていたので支柱作りをしました。

Dc060218 その下に植えてあったフェンネルを見るとアゲハ?の幼虫です。毎年現れますが、この幼虫だけは駆除対象外にしています。まあいいでしょう。

Dc060214 この上に枝を広げた杏ですが、例年になく実を付けています。日一日と色が濃くなってきたのでそろそろ収穫時期のようです。多分杏ジャムになることでしょう。

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こんなことをしているうちに時間切れです。日々の積み重ねである園芸、忘れておりました。

また復帰します。