INSIDE SORAMAME

福岡のバスのことなど・・

素顔のままで(11)

2009年10月02日 |    ┣ 素顔のままで
(つづき)
福岡県筑紫野市の「学校前」。
今年8月末までは、「17番」の三国が丘系統もここに停車していたが、現在は、「17番」の筑紫駅原田駅美しが丘・光が丘を結ぶ系統のみとなっている。

原田小学校と筑紫野南中学校、道路を挟んで両側に「学校」があるため、バス停名に両校の名前を入れると長くなるし、どちらか一方では角がたつし…ということで「学校前」なのだろうか。
でも、このバス停ができた時点では、中学校のほうはまだなかったような気もする。

このバス停は、「ニュータウン第一」と「ニュータウン第二」の間に位置する。
「ニュータウン第一」と「ニュータウン第二」が既にあって、その後に両者の間に新設された停留所ということであれば、この名称でも仕方なさそうだが、実際は「ニュータウン第一」「学校前」「ニュータウン第二」は同時にできたと思う。
ということは、「学校前」は「ニュータウン」ではないのか?とか、当初の時点で「ニュータウン第一」「ニュータウン第二」「ニュータウン第三」でも別によかったのでは?などという気もしてくる(「ニュータウン第○」という名称が適切かは別として)。

ここ以外にも、「美しが丘・美しが丘南・美しが丘南四丁目」「公園前」に「老人ホーム前」など、この地区のバス停の名前の付け方は、いろんな意味で全体的に「ゆるい」感じがする。
そのことに対して、以前の記事ではどちらかといえばやや批判的な視点で書いたのだが、特にバス停名が原因で問題が生じているという訳でもなさそうなので、「ゆるい」名前のバス停たちが一体となってこの地区の路線の「味」を醸し出しているともいえそうである。
 
なお、「ニュータウン第一~ニュータウン第二」間は、フリー乗降区間になっているようなのだが、実際にその制度を活用している人はいるのだろうか…。

ちなみに、久山町の「学校前」は「趣に赴く」で取り上げたが、今回は「素顔のままで」である。
このへんの微妙なニュアンスの差は、私の心の中にしまっておきます(笑)。
(つづく)
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