INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2009年11月4日ダイヤ改正

2009年10月29日 |   ┣ ダイヤ改正2009
来る11月4日より、「姪浜駅南口~室見三丁目~弥生二丁目~昭代三丁目~城南区役所北口~六本松~国体道路~天神~千代町県庁~吉塚営業所」を走る「7番」下り(姪浜駅南口行き)の経路変更が行われ、「弥生二丁目」のうち、旧国鉄筑肥線跡の道路上にある「7番」下り用の乗り場(写真)が廃止となる。

なお、これに伴うダイヤの変更はないとのことなので、厳密には「ダイヤ改正」ではないのだが、この手の話題はずっと「○年○月○日ダイヤ改正」という記事タイトルでお届けしてきたので、今回もそれを踏襲することにする。

この乗り場は、「7番」の郊外側の起点が「原」から「姪浜駅南口」及び「姪浜(折り返し場)」に変更になった際に設置された乗り場である(現在は「姪浜(折り返し場)」まで行く便はない)。
これまで、県道内野次郎丸弥生線(原通り)を南下する車両は、「新開橋」交差点を右折できなかったため、昭代方面から来た「7番」下りは、県道に突き当たる前に、「昭代三丁目」交差点左折→「荒江三丁目」交差点右折という経路を経ることにより早めに旧筑肥線に入り、「新開橋」交差点を直進して姪浜方面に向かうという措置がとられていた(「昭代三丁目」交差点~「新開橋」交差点では、上りと下りのルートが異なっていた)。
それに合わせて、「弥生二丁目」バス停も旧筑肥線上に「7番」下り専用のものが設けられていたのだが、この度、県道の拡幅により、南行きに右折レーンが設けられた。
これにより、「7番」下りは早めに旧筑肥線に入る必要がなくなり、下りも上りと同じルートとなることから、「7番」下りも「11番」「69-1番」と同じバス停に停車することとなり、「7番」専用のバス停が廃止となるものである。

「7番」下りの独自ルートを通るときは、なんだか特別な感じがして、いつも結構「楽しみ」だったのだが、廃止ということで少し残念である…。

91番」→「7番 鳥飼循環線」の生き残りである現在の「7番」の下りはもともと、経由の「西高下」(現在の講倫館高校前)行きと「野方」行きであった(道路拡幅による西高下の折り返し場廃止に伴い、四箇田団地まで運行されていた時期もあり)。
ただ、四箇田団地、西高下、野方方面から昭代を回って天神に行くのは遠回りということもあり、「7番」の弥生二丁目のあたりから郊外部はあまり利用がなかったようで、後に「原」までで運行が打ち切られるようになった(ただし、その際も、原から野方まで「回送」していたようであり、運行を打ち切るのは「原」じゃなくてもどこでもよかったということになるのだが)。

そしてその後、「原止め」という閉塞感を打ち破るかの如く、それまでバスが通っていなかった道路(旧筑肥線跡の道路)にバスを通し、室見三丁目~姪浜方面に路線を延ばすことにより、新たな活路を見出そうとした。
「原」行きの当時は、私も、「7番」と「202番」を統合して、旧筑肥線から室見団地~原北中学校を通って原~六本松経由で天神方面に連続運行してみては?などと妄想していた。
なので、「右折禁止」という交通規制を掻いくぐってまで旧筑肥線にバスを通すということが決まった際、そのことをとても好意的に受け止めたものだった(←あくまで個人的な感想)。

現在、新規に路線が走った区間は、「503番」、そしてそれに続く「502番」の新設により、いったん西に向かって愛宕ランプから都市高速経由で都心へ、という流れが定着したことから、バス路線としての「都心」の方向も完全に逆転してしまった感があり、「7番」の影もかなり薄くなってしまっている。
栄枯盛衰と言ってしまえばそれまでだが、はたして「7番」が再び浮揚する日はやって来るだろうか…。
コメント (11)
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