書き逃げアンドロイド。

副交感神経が優位になるような写真が好き。

○動物性。

2019年03月21日 23時29分55秒 | 意識論関連
養老孟司は「意識が主体的なものだと思うのは錯覚」的な趣旨の発言をしていたんだが

その説明が「殴られて意識を失うのも 意識が戻るのも自分では選択出来ないからだ」という

意識を失うとか戻るという事柄だけを取り上げて「意識が主体的なものではない」と結論づけるのはあまりに短絡的で

「目的」意識に基づいて行動選択することまでもが「主体的なものではない」などと言い出すのは もはやオカルトでしかない

百歩譲ってそれがもし正しいというのであれば 目的意識も持たずに漫然と条件反射的無意識に行うことも同じだということになる

バカなの?

そもそも養老の論説には論理整合性がなく 非科学的オカルト観念の陳列であり 到底科学者としてマトモではない

松尾豊東大特任准教授などのAI研究者でも養老の言っている内容が非科学的オカルトだとは認識していないらしい



AIには「蒸留」という概念があり 回路を単純化して効率化することを指す

「(脳は)上手に逃げる 回避する そうやって楽をする」「社会はその方向に向かっている」 -養老孟司

社会を構成する個人が楽をする方向に向かっているのは結果です それは目的ではありません

「社会が環境破壊の方向に向かっている」からといって それが目的にはならないんですよ

個人が楽をするというのは 要するに利己的であるということであって 東電社内において原発の津波に対する脆弱性を放置して組織に迎合しておいた方が「楽」だったから 危険性は放置されたんですよ

それを「社会はそういう方向に向かっている」などという結果論だけを抽出してきて あたかも正当化されたような錯覚に 多くの大衆や学術研究者は陥っているのであろうか



「動物性が倫理と結び付いている」

これは倫理が先天的に組み込まれていることを前提としており そもそも科学的根拠がありません

「a=b」と「b=a」が同じでないことを受け入れられないことが どうして倫理に結びついてしまうのか 訳がわかりません

そういう「感覚」って脳の報酬系が作り出したものですからね

原発の危険性が放置されたのは むしろ動物的な社会形成習性によって統率協調的に「組織の利益を優先」したからであって それは「自律的な社会的責任判断を怠った」ことも意味します

自律って動物性のものなんですかね? 違いますよね

動物ってエサ貰えるなどの「脳への報酬」さえあれば何でもするんですよ

原発の危険性を放置しておけば安定した生活が貰える条件下で 自律が動物性のものだと言えるんですかね?

「その方が楽だ」という「感覚」が危険性を放置させたんですよ

それはもう 脳に直接麻薬を注入すれば左右に思い通り歩くネズミと一緒でしょ

養老の言っている内容を鵜呑みに出来る奴なんてのは脳がネズミレベルだよ

自覚症状はないんだろうな 「感覚」的に安心だから

特殊詐欺に騙される被害者も 「感覚」的に誘導されて信じ込むんであって

養老に騙されているメカニズム原理が理解出来なきゃ詐欺への論理的対策も出来ないのは当たり前の話だよ



自律的に何も考えないバカの場合 養老の言っている内容で気分が良くなれば 簡単に鵜呑みにするでしょう

それが洗脳の基本構造ですよ



ヒトが自律的に社会的責任判断をしなくなる原因は 評価承認欲求中毒にあります

学力成績という抽象化された脳への報酬が目的の場合 教えられた内容が本当に正しいのかどうかを自発的自律的に検証することなどせず 簡単に鵜呑みにします

これこそが「動物性」ですよ

そうやって脳への報酬だけを目的にしていれば「津波に対する脆弱性まで考慮に入れたら 日本のどこにも原発は造れない」と言われれば 原発の危険性も放置するようになります

自律的な社会的責任判断というのは 大抵の場合脳への報酬にはならないですからね

ましてやこの国では内部告発者は「裏切り者」として社会から排除されるくらいですから そんな環境下で自律的に社会的責任判断が脳への報酬になるわけがないでしょ

こんな簡単な理屈もわからないんですかね

バカ過ぎて話になんないです



Ende;

○EF65 2090。

2019年03月21日 14時00分03秒 | 写真
Yahoo! Geocities終了に伴い消えた画像をガンレフに掲載

フルサイズへのリンクなのでご注意


 ◇追記:タイトルに「EF56 2090」って書いちゃってたので 直した どうもEF64は間違えないのにEF65は取り違えることがある 間違ってたら誰かツッコミ入れて欲しいわ


Ende;