脳梗塞の3つの分類は
1)ラクナ梗塞
2)アテローム血栓性脳梗塞
3)心原性脳塞栓
でしたね。
どうやってこれらを見分けるのでしょうか?
まず1)です。これは小さな脳梗塞で、脳の深い部分にできます。
頭部CTや頭部MRIをとれば診断ができます。
次に2)です。これは血管が細くて起きるわけですから、血管を調べなくてはいけません。
重要なのは大動脈から頚部、そして頭の中(頭蓋内)まで全て調べることです。
良くあるのは、頭の中だけを調べて、「よし、異常なし!」と思ってしまうことです。
頚動脈の狭窄が原因として多いことが良く知られているのに、いまだに見逃しがあります。
最後に3)です。原因である心臓をきちんと調べることが重要です。
弁の異常より、不整脈の方が原因として多いことが知られています。
特に問題なのは、「普段は不整脈はないけど、時々出る」というタイプです。発作性心房細動がその代表です。
これを診断するためには24時間心電図(ホルター心電図)をつけて、知らないうちに起きている不整脈をとらえることが必要です。
また脳梗塞を起こした直後は、心臓内に血栓が残っているかどうかを調べることが重要です。
この診断には超音波が威力を発揮します。
次回はそれを詳しくお話しします。
1)ラクナ梗塞
2)アテローム血栓性脳梗塞
3)心原性脳塞栓
でしたね。
どうやってこれらを見分けるのでしょうか?
まず1)です。これは小さな脳梗塞で、脳の深い部分にできます。
頭部CTや頭部MRIをとれば診断ができます。
次に2)です。これは血管が細くて起きるわけですから、血管を調べなくてはいけません。
重要なのは大動脈から頚部、そして頭の中(頭蓋内)まで全て調べることです。
良くあるのは、頭の中だけを調べて、「よし、異常なし!」と思ってしまうことです。
頚動脈の狭窄が原因として多いことが良く知られているのに、いまだに見逃しがあります。
最後に3)です。原因である心臓をきちんと調べることが重要です。
弁の異常より、不整脈の方が原因として多いことが知られています。
特に問題なのは、「普段は不整脈はないけど、時々出る」というタイプです。発作性心房細動がその代表です。
これを診断するためには24時間心電図(ホルター心電図)をつけて、知らないうちに起きている不整脈をとらえることが必要です。
また脳梗塞を起こした直後は、心臓内に血栓が残っているかどうかを調べることが重要です。
この診断には超音波が威力を発揮します。
次回はそれを詳しくお話しします。