超音波検査というのは、地味な検査です。
最近のMRIやCTでは3次元画像が立体的に描出され、コンピューター画面上でくるくると動きます。
それに比べ、超音波は主に白黒で、画像も雑な感じです。
でもとても重要な検査法なのです。
皆さんも、「おなかの中の赤ちゃんがみえる検査」といえばお分かりになるかもしれません。
おなかにペタペタとノリのようなものを塗ってやるあの検査です。
ベッドサイドや外来でできるいい検査なんですよ。
脳梗塞を起こした時にも、頚動脈がどんな状態にあるか、この超音波で検査します。
そうすると、頚動脈に狭窄があったり、血栓が見えることがあります。
血流はカラーで表示されますから、それが見えない時に血栓を疑います。
それにもまして重要なのは、心臓の超音波検査です。
これは私たちは心臓の専門家にお任せしています。脳血管専門の内科の先生が検査する病院もあります。
この検査だけで心臓の弁の状態がたちどころに分かるんです。
すごいですねー。
さらに心臓の中の血栓を見る方法もあります。
これは脳梗塞分類の3)心原性脳塞栓を確定診断するのに用いられます。
通常の胸に当てる方法(経胸壁エコー)では心臓内血栓の検出率は20-30%です。
しかし食道から行う超音波(経食道エコー)では検出率が80%以上に上昇します。
経食道エコーでは、細い管状の超音波を口から食道に送り込み、食道の内部から心臓に向けて超音波を発信して画像化するのです。
食道は心臓のすぐ裏側を通っているので、心臓の微細な構造をとらえることができます。
のどの局所麻酔が必要で、麻酔の効果が切れるまでに2~3時間かかりますが外来でできる検査です。
どうでしょうか、超音波の世界。
地味ですが、ベッドサイドで、体に優しい検査です。
しかも機器の進歩とともにどんどん情報量が増加しています。
これからはさらに超音波(エコー)の時代になると思いますよ!
最近のMRIやCTでは3次元画像が立体的に描出され、コンピューター画面上でくるくると動きます。
それに比べ、超音波は主に白黒で、画像も雑な感じです。
でもとても重要な検査法なのです。
皆さんも、「おなかの中の赤ちゃんがみえる検査」といえばお分かりになるかもしれません。
おなかにペタペタとノリのようなものを塗ってやるあの検査です。
ベッドサイドや外来でできるいい検査なんですよ。
脳梗塞を起こした時にも、頚動脈がどんな状態にあるか、この超音波で検査します。
そうすると、頚動脈に狭窄があったり、血栓が見えることがあります。
血流はカラーで表示されますから、それが見えない時に血栓を疑います。
それにもまして重要なのは、心臓の超音波検査です。
これは私たちは心臓の専門家にお任せしています。脳血管専門の内科の先生が検査する病院もあります。
この検査だけで心臓の弁の状態がたちどころに分かるんです。
すごいですねー。
さらに心臓の中の血栓を見る方法もあります。
これは脳梗塞分類の3)心原性脳塞栓を確定診断するのに用いられます。
通常の胸に当てる方法(経胸壁エコー)では心臓内血栓の検出率は20-30%です。
しかし食道から行う超音波(経食道エコー)では検出率が80%以上に上昇します。
経食道エコーでは、細い管状の超音波を口から食道に送り込み、食道の内部から心臓に向けて超音波を発信して画像化するのです。
食道は心臓のすぐ裏側を通っているので、心臓の微細な構造をとらえることができます。
のどの局所麻酔が必要で、麻酔の効果が切れるまでに2~3時間かかりますが外来でできる検査です。
どうでしょうか、超音波の世界。
地味ですが、ベッドサイドで、体に優しい検査です。
しかも機器の進歩とともにどんどん情報量が増加しています。
これからはさらに超音波(エコー)の時代になると思いますよ!