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2012年6月1日 8回目
西餅屋茶屋跡
諏訪郡下諏訪町西餅屋
和田宿と下諏訪宿の間に設けられた立場茶屋4軒の跡。随時口留番所となった。元治元年和田嶺合戦で焼き払われた。財団法人八十二文化財団より
西餅屋は江戸時代中山道下諏訪宿と和田宿の五里十八丁の峠路に設けられた「立場」(人馬が休息する所)であった。中山道は江戸と京都を結ぶ裏街道として重視されていた。ここは茶屋本陣の小口家と武居家、犬飼家、小松家の四軒があり、藩界にあったので、ときには穀留番所が置かれた。幕末の砥沢口合戦のときは、高島藩の作戦で焼失されたが、すぐに再建された。現在は道の「曲之手(まきのて)」(直角な曲り)と茶屋跡が残っている。昭和四十五年九月一六日 指定 下諏訪町教育委員会
本文 cosmophantom