青森県の洋館②
旧制弘前高等学校外人教師館(現弘大カフェ)
青森県弘前市文京町
大正14年に旧制弘前高等学校外国人教師館として弘前市富田に建築され、平成16年4月に現在の弘前大学敷地内に移築復元されました。木造2階建。屋根は矩折れの半切妻造で、正面玄関上には切妻壁が見られます。1階外壁は下見板張、2階はモルタル塗に上げ下げ窓を使用し、食堂、居間には暖炉が設けられ、洋風建築の意匠が数多く使われています。
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弘前学院外人宣教師館(重要文化財)
青森県弘前市大字稔町
弘前学院はプロテスタント系の学校で明治十九年に創立された。アメリカの婦人宣教師の宿舎として建てられたもので、弘前のクリスチャン棟梁・桜庭駒五郎の設計、施工と伝える。 建築面積一六三・六平方メートル、木造、二階建で八角形の尖頭が突出し、飾り破風付の張出しを設けるなど、整った意匠になる。 東北地方における洋館のうち、優れた遺例の一つである。 1906年建築
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鏡ヶ丘記念館
青森県弘前市新寺町
青森県立弘前高等学校敷地内にある『鏡ヶ丘記念館』は、明治26年に青森県尋常中学校の校舎として建てられた木造二階建ての洋館の一部で、平成5年に、青森県指定文化財(県重宝)の指定を受けました。
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三上ビル(旧弘前無尽社屋)
青森県弘前市元寺町
弘前無尽株式会社(後に弘前相互銀行)が自社専用ビルとして建設したもの。弘前では二番目の鉄筋コンクリート造建造物である(一番目の「角は呉服店」は現存せず)。隅切りされた角からのアプローチが珍しく、外観は垂直性を強調したすっきりしたデザインでまとめられている。 昭和2年建築
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旧第八師団長官舎(弘前市長公舎)
青森県弘前市上白銀町
1918年(大正6年)に第八師団長官舎として建設された玄関部に切妻破風をもつハーフティンバー風洋館です。
終戦とともに米軍の進駐部隊の司令官宿舎として使用されましたが、昭和26年(1951)に市に払い下げられ、市長公舎として利用されました。
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藤田記念館洋館
青森県弘前市大字上白銀町
弘前市における代表的な近代建築の担い手である堀江佐吉の子孫が設計・施工にあたりました。 ステンドグラス、窓ガラスなど現在でも当時からの物が多く残っております。1921建築
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黒石市消防団第三分団第三消防部屯所
青森県黒石市甲徳兵衛町
大正13年に建てられた町屋に、洋風のデザインを取り入れた消防屯所である。昭和3年に消防自動車が配備されたことで、表側が増築され現在の形となった。
外観は、正面の装飾や望楼の屋根に洋風のデザインが取り込まれており、近代化の特徴がよく現れている。
津軽地区には、この他にも望楼を持つ屯所があるが、この建物はその中でも背が高く、造形的にも優れた津軽地区を代表する消防屯所である。
現在も黒石市消防団第三分団第三消防部屯所として使用されている。
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