カレーなる日々 / शानदार दिन

インドの日常を中心に日々を綴っています。

日本フライ級タイトルマッチ

2024年08月19日 21時23分59秒 | スポーツ / SPORTS

日本フライ級チャンピオン    日本フライ級
飯村 樹輝弥 (角海老宝石)  見村 徹弥(千里馬神戸 )   
   6勝(2KO)1敗          12勝(3KO)4敗

                 

写真右側:白色のグローブが飯村選手。
写真左側:青色のグローブが見村選手。

                 

1ラウンド:飯村選手が積極的に前に出てワンツー、右ガードを高く上げ追う。
見村選手は左フックを当てるが、飯村選手の動き良く左ジャブからワンツー。
  (飯村選手:10-9:見村選手)

2ラウンド:見村選手が左ジャブを出しジャブの差し合い。
飯村選手が左を出して前進、右アッパー、ワンツー。
  (飯村選手:10-9:見村選手)

3ラウンド:見村選手の左ジャブ。飯村選手が前に出てワンツー、左フック。
見村選手は下がりながら左ジャブ。飯村選手の左アッパーから右ストレート。
見村選手のワンツー。
  (飯村選手:10-9:見村選手)

4ラウンド:ジャブの差しあいから飯村選手が前進して右フック。
見村選手が上手くかわして左ジャブを突いて追って行く。
飯村選手のパンチが当たらなくなってきた。
  (飯村選手:9-10:見村選手)

5ラウンド:飯村選手は左ボディから、左ブックさらに左ジャブを突いて前進、
見村選手は左を上下に打ち分けるが右が出ない。温存しているのか。
  (飯村選手:10-9:見村選手)

公開採点。私は49-46で飯村選手優勢。公式採点は49-46、
50-45が2者で飯村選手を支持。

6ラウンド:左ジャブの差し合い。飯村選手が左ボディから右フックを当てる。
見村選手は左フック、左ジャブで前進。飯村選手が回りながら左ジャブを当てる。
  (飯村選手:10-9:見村選手)

7ラウンド:飯村選手が左ジャブからワンツー、左ボディ、右フック。
見村選手は左ジャブ。飯村選手の左ボディから右ストレート、見村選手は
左ジャブから右アッパー。飯村選手の方が的確に当てている印象。
  (飯村選手:10-9:見村選手)

8ラウンド:見村選手が前に出てワンツー、右アッパー、飯村選手のワンツー。
見村選手が左ジャブで前に出て右フック。
  (飯村選手:9-10:見村選手)

9ラウンド:見村選手が左ジャブで前進するが、飯村選手の連打。見村選手は
みだりフックから右アッパー。飯村選手の細かいt連打。
  (飯村選手:10-9:見村選手)

10ラウンド:見村選手が前に出てワンツー。飯村選手がフットワークでかわし、
周りながら細かく連打。見村選手が追いかけて右フック。
  (飯村選手:10-9:見村選手)

私の採点では98-92で飯村選手の防衛。公式採点は99-91、
100-90が2者で飯村選手の圧勝。

試合は終始、飯村選手のペースだった。見村選手は挑戦者らしく、
多少強引にでも先手を取って攻撃したらちょっと違ったかも

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日本ライト級タイトルマッチ

2024年08月18日 21時07分59秒 | スポーツ / SPORTS

日本ライト級チャンピオン    日本ライト級11位
 三代 大訓(横浜光)     宮本 知彰(一力)   
   15勝(4KO)1敗1分       10勝(8KO)8敗       

                 

三代選手は友人の飲食関係のお店でアルバイトをしており、
後楽園ホールで会った事もある。戦績、実績から見て、
3ラウンド以内でのKOを期待する。現在世界ランクでもIBF11位、
OPBF1位につけており年末の大勝負に向けて圧勝したい。

三代選手は宮本選手の強打を警戒しつつ、この一戦に対して、
戦績の20%アップの力で来るだろうと、いつも以上に慎重だったが、
台風のため来場する観客の事を心配していた。
まぁそこには余裕を感じた。
                 

1ラウンド:静かな立ち上げりは距離の探り合い。三代選手が左ジャブから右フック。
宮本選手は左ストレート。三代選手のワンツー、左ジャブで先手を取り、
プレッシャーをかけて行く。
  (三代選手:10-9:宮本選手)

2ラウンド:三代選手が左ジャブで」コントロール。
宮本選手はワンツーを出すが距離が遠い。三代選手が左ジャブでコーナーへ詰める。
  (三代選手:10-9:宮本選手)

3ラウンド:三代選手が左ジャブで先手を取り宮本選手は手が出せない。
三代選手は左ジャブから右ボディ。完全に三代選手の距離。
  (三代選手:10-9:宮本選手)

4ラウンド:三代選手が左ジャブで翻弄、ワンツーからロープに詰めて連打。
宮本選手は左ストレート単発。
  (三代選手:10-9:宮本選手)

5ラウンド:三代選手のワンツー、右アッパー。宮本選手は左ストレート。
三代選手のワンツーで宮本選手ダウン。立ち上げると三代選手が左ジャブから、
右フックを当ててロープに詰めワンツー、コーナーへ追って左ボディ、
宮本選手は左ストレートを返すが三代選手が冷静に連打。宮本選手は左目の上を
カット、これは三代選手の有効打。
  (三代選手:10-8:宮本選手)

私の採点は50-44で三代選手の優勢。公式採点は50-44が2者、
(どこに目を付けているのか)49-45が1者で三代選手を支持。

6ラウンド:採点を聞きもはやKOしかない宮本選手が前進し渾身の左ストレート。
三代選手は左ジャブからワンツーを狙い撃ちし宮本選手がグラリとしたところで、
レフェリーが試合をストップした。31秒、三代選手のTKO勝利。圧勝。

左は世界を制す、である。
サウスポーを全く問題にしなかった。
サウスポーの右手の内側から左ジャブを先に当て続け、
相手にスキを与えなかった。三代選手は左ジャブで距離を測り、
完全に距離と攻撃を支配した後で仕留めにかかるところが慎重である。

次戦はOPBFチャンピオンの宇津木選手と統一かな?

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IBF世界ミニマム級タイトルマッチ

2024年07月28日 21時06分59秒 | スポーツ / SPORTS

IBF世界ミニマム級チャンピオン   IBF世界ミニマム級1位
 重岡 銀次朗 (ワタナベ)     ペドロ・タドゥラン(フィリピン)   
  11勝(9KO)1無効試合            16勝(12KO)4敗1分               

                 

タドゥラン選手は2019年にIBFのチャンピオンだった。
5年前だし・・・4敗してるし、どうかなぁ。と思っていた。

写真右側、白色のトランクスが重岡選手。
写真左側、赤色のトランクスがタドゥラン選手。

                 

1ラウンド:重岡選手が右ジャブからワンツー。タドゥラン選手もワンツーから
左ボディ、思い切りよく左右のフックを振る。重岡選手のワンツー。
タドゥラン選手が前進し左ストレート。重岡選手はワンツーを返すが、
タドゥラン選手は右ボディからワンツー。
  (重岡選手:9-10:タドゥラン選手)

2ラウンド:重岡選手が右ジャブから左フック。タドゥラン選手はガードを高く上げ
前進し右フック、左アッパー、回転のよい連打をみまう。重岡選手は右ボディを入れるが、
タドゥラン選手の右アッパー、右フック、左ストレートと連打される。
  (重岡選手:9-10:タドゥラン選手)

3ラウンド:タドゥラン選手が連打で前進。重岡選手は右アッパー、
右ボディ、しかしタドゥラン選手の前進しての連打は止まらない。
重岡選手の右ボディ、左右のフック。タドゥラン選手の右フックからの
左ストレートが伸びる。
  (重岡選手:9-10:タドゥラン選手)

4ラウンド:タドゥラン選手はガードを高く固め前進してワンツー。
重岡選手もワンツーを返すがタドゥラン選手を止められない。
重岡選手の左アッパー、タドゥラン選手は身体を振って前進してワンツー。
重岡選手の右フックでタドゥラン選手の腰が落ちる。
  (重岡選手:10-9:タドゥラン選手)

5ラウンド:重岡選手の右目がふさがってきている。重岡選手の右フック、
タドゥラン選手は右アッパー、右ボディ、左ストレート。重岡選手の右アッパー。
タドゥラン選手の左ボディ。重岡選手は右ジャブを突いてフットワークで回る。
タドゥラン選手が前進して左ボディ、ワンツー。
  (重岡選手:9-10:タドゥラン選手)

6ラウンド:タドゥラン選手のワンツー、左ストレートを上下に打ち、右フック。
重岡選手も右フックを返すがタドゥラン選手は回転のよい左右フックで前進。
重岡選手の左右ボディ、タドゥラン選手がロープに詰めて連打。
  (重岡選手:9-10:タドゥラン選手)

7ラウンド:ガードの固いタドゥラン選手がワンツーで前進、左ストレートが伸びる、
ロープに詰めて連打。重岡選手は苦しい。重岡選手が逃れるが、タドゥラン選手が
追ってロープに詰めて左右ボディを連打。
  (重岡選手:9-10:タドゥラン選手)

8ラウンド:前進するタドゥラン選手はワンツーからロープに詰めて連打。
追いつめられた重岡選手も左ボディを返すが単発。タドゥラン選手が上下に
連打を打ち分ける。重岡選手はたまらずクリンチ、タドゥラン選手の左ボディ。
  (重岡選手:9-10:タドゥラン選手)

重岡選手の右目がふさがりドクターチェックが入るが試合続行。

9ラウンド:タドゥラン選手が前進し右ボディ。重岡選手は右ジャブで回るが、
タドゥラン選手が追いつめてワンツー、左アッパーで起こして左ストレート、
ロープに詰めて連打。重岡選手は右ジャブで回り込むが、タドゥラン選手が
ロープにくぎ付けし連打するとレフェリーが試合を止めた。
2分50秒、タドゥラン選手がTKOで王座に返り咲いた。

重岡選手は右目がふさがって見えなかったんじゃないかな。
タドゥラン選手はガードが固く、連打の回転もよく、
アマチュアから無敗の重岡選手でも終始押されてしまうほど強かった。

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那須川天心VSロドリゲス

2024年07月24日 21時15分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBOバンタム級10位     WBAバンタム級4位
  那須川 天心(帝拳)   ジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)  
     3勝(1KO)           17勝(7KO)2敗1分        

                 

(あくまでも)見た感じやってくれそうなロドリゲス選手。
那須川選手の進化も楽しみである。

写真左側:右構えがロドリゲス選手。
写真右側:左構えが那須川選手。

                 

1ラウンド:落ち着いて出方を見る両者。那須川選手のワンツー。
ロドリゲス選手はガードを上げて見ている。那須川選手の
スピードのあるワンツー。
  (那須川選手:10-9:ロブレス選手)

2ラウンド:ロドリゲス選手はガードを上げフェイントをかけて揺さぶる。
那須川選手のワンツー、左ストレートが当たりロドリゲス選手の腰が落ちる。
  (那須川選手:10-9:ロブレス選手)

3ラウンド:ロブレス選手は那須川選手の動きが読めないのか、
ほとんど手が出せない。那須川選手は右ジャブから左アッパー、左アッパー、
右フックと追撃し、最後は目の覚めるような左ストレートでダウンを奪うと、
レフェリーが試合を止めた。1分49秒、那須川選手のTKO勝利

ロドリゲス選手が手も足も出なかったのは、
那須川選手のスピードについて行けなかった事もあるが、
よけ感がいいために突破口が見いだせなかったのじゃないかと、
同行した元アマチュアの解説だった。

タイトルマッチを差し置いてこの試合がセミファイナルだったのは、
那須川選手の飛びぬけたセンスと人気、スター性であろう。
お客さんを呼べるといいうのはボクシング界のためにもなるし。
ビジネス的にも。

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WBO世界フライ級王座決定戦 

2024年07月23日 21時22分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBO世界フライ級2位    WBO世界フライ級3位

  加納 陸(大成)    アンソニー・オラスクアガ(アメリカ)
  22勝(11KO)4敗2分           6勝(4KO)1敗



写真右側:白色のトランクスが加納選手。
写真左側:青色のトランクスがオラスクアガ選手。

加納選手は2016年に挑んだWBO世界ミニマム級王座決定戦では、
高山勝成に6回負傷判定負け。今回が2回目の世界王座決定戦。
オラスクアガ選手は昨年4月に急に決まった寺地拳四朗選手との
WBC・WBAライトフライ級タイトルマッチで9回TKO負けだったが
評価を上げてのこの試合。

                 

1ラウンド:加納選手が積極的に右ジャブからワンツーと攻める。
攻撃力に勝るオラスクアガ選手が左右アッパーから左フックを強振。
  (加納選手:9-10:オラスクアガ選手)

2ラウンド:加納選手が前に出てワンツー。オラスクアガ選手は左フックから
右アッパーを思い切りよく打つ。加納選手は距離をつめて接近戦を挑むが、
オラスクアガ選手のパワーが勝っている。
  (加納選手:9-10:選手)

3ラウンド:加納選手はワンツー主体で攻める。オラスクアガ選手は
左ジャブから右フックを強振し左アッパーがまともに入り加納選手がダウン。
立ちあがる事が出来ず2分50秒、オラスクアガ選手のKO勝ち。  

攻撃力とパワーに勝るオラスクアガ選手に対して、
足を使う作戦はなかったのか。相手の土俵で戦って玉砕した感があるが、
引いて戦ってもやられたのかな。  

オラスクアガ選手は可愛いから許す。(爆)

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WBO世界Sフライ級タイトルマッチ

2024年07月22日 20時55分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBO世界Sフライ級チャンピオン   WBO世界Sフライ級12位  

  田中 恒成(畑中)       ジョナタン・ロドリゲス
   20勝(11KO)1敗            25勝(17KO)2敗1分

ご存じの通りロドリゲス選手が減量に失敗し2.9Kgオーバーし試合は中止。
何か埋め合わせはしないのかと思てたら、
田中選手がリングに搭乗した。

                 

怒りもあっただろうし、悔しいし、やるせない気持ちであったろうが、
リング上で田中選手は当日面会したというロドリゲス選手の言葉も披露。

 

試合に備えて調整も万全だったと思うから観たかったなぁ。
この思いを次の試合にぶつけて欲しい。

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WBC世界バンタム級タイトルマッチ 

2024年07月21日 21時49分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBC世界バンタム級チャンピオン  WBC世界バンタム級1位
   中谷 潤人(MT)     ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)   
     27勝(20KO)               19勝(14KO)4敗

                 

写真右側:白色のトランクスが中谷選手。
写真左側:赤色のトランクスがアストロラビオ選手。

                 

1ラウンド:静かな立ち上がり。中谷選手は体勢を低くしてワンツー。
アストロラビオ選手はガードを高く固めて手を伸ばすが届かない。
中谷選手が右ジャブから左ストレートをボディーに伸ばすと、
一呼吸おいてアストロラビオ選手がダウンしそのままカウントアウト。
2分37秒、鮮やかな中谷選手のKO勝利。

ホントに早すぎる。次回は3ラウンドくらいにしてほしい。

私は基本的に1ラウンドに写真を撮るのだが、
理由はこう言う事が起こるからである。撮ってて良かった。

それにしても1発KOである。完全に神の領域に入ってる。

この日は田中恒成選手のタイトルマッチが流れ、
那須川選手のKO勝ちがあり、
その後に中谷選手がどんな勝ち方をするのか楽しみだったのだが、
やはり千両役者は違うのだった。

試合後に友だちのオラスクアガ選手がリングに上がって祝福した。

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OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ

2024年07月19日 21時37分59秒 | スポーツ / SPORTS

OPBFライト級チャンピオン      OPBFライト級4位
  鈴木 雅弘(角海老宝石)     宇津木 秀(ワタナベ)
   10勝(7KO)1敗2分           13勝(11KO)1敗        

                 

2022年日本ライト級王座決定戦で対戦し、
その時は宇津木選手が9ラウンドTKO勝ちしている。
今回はチャンピオン鈴木選手に宇津木選手が挑む。
ちなみにアマチュア時代の対戦は3勝1敗で宇津木選手が勝ち越している。

写真右側:黒色のグローブ、シルバーのベルトラインが鈴木選手。
写真左側:青色のグローブが宇津木選手。

1ラウンド:宇津木選手が左ジャブからワンツー、左アッパーと仕掛ける。
鈴木選手はワンツーから右フック。序盤から一歩も引かない打ち合い。
宇津木選手が入るところを鈴木選手が狙っている様子だが、
先手を取るのは宇津木選手。
  (鈴木選手:9-10:宇津木選手)

2ラウンド:鈴木選手が前進してワンツー。打ち合い、鈴木選手の左ボディ、
左右のフックでさらに前進。鈴木選手の距離、左フックが強烈。
  (鈴木選手:10-9:宇津木選手)

3ラウンド:宇津木選手が左ジャブを突いて回り右フック。鈴木選手は、
左ジャブから右アッパー。宇津木選手のワンツー、左アッパー、ワンツーと
回転のよい連打が当たる。鈴木選手も左フックをいい感じでヒットするが、
宇津木選手が手数で圧倒してペースをつかむ。
  (鈴木選手:9-10:宇津木選手)

4ラウンド:宇津木選手は左ジャブで距離をキープして回る。鈴木選手が前進し、
左フック、右アッパー。宇津木選手も左右のアッパーを返す。鈴木選手は
左ボディから右ストレート。宇津木選手は冷静に左ジャブを突く。鈴木選手は
左ボディで距離を詰めるが宇津木選手が上手くさばいてワンツー。
  (鈴木選手:9-10:宇津木選手)

公開採点、三者共に39-37で宇津木選手の優勢。私も同じ。
劣勢の鈴木選手が勝負に出て来るか、宇津木選手がペースを守るのか。

5ラウンド:宇津木選手が左ジャブを放ってペースを守る。鈴木選手が
左フックを狙って行くが宇津木選手が手数で圧倒。宇津木選手がロープに詰めて
連打すると鈴木選手は大きく左フックを振る。しかし宇津木選手がさらに連打し、
レフェリーが試合をストップした。2分54秒、TKOで宇津木選手が
新チャンピオンになった。

宇津木選手は左ジャブで自分の距離を作り、
回転のよい連打でペースをつかんで勝利をつかんだ。

試合前リングに立った日本ライト級チャンピオンの三代選手が、
この試合の勝者(宿命のライバル宇津木選手)に対戦を呼び掛けた。
まず8月16日の防衛戦に勝つ事だが12月に対戦する事が濃厚だ。

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WBA&IBF世界S・フライ級王座統一戦

2024年07月07日 22時02分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBA世界Sフライ級チャンピオン   IBF世界Sフライチャンピオン
   井岡 一翔(志成)      フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)   
   31勝(16KO)2敗1分            16勝(9KO)        

                 

写真左側:黒色のトランクスが井岡選手。
写真右側:白と青色のトランクスがマルティネス選手。

                 

1ラウンド:両者共にガードを固めマルティネス選手が前進して左右を振るう。
井岡選手はガードして左ジャブからワンツー。マルチネス選手が力強く左右の
フックを振り、左アッパーを突き合げる。井岡選手が左ボディを当てると、
マルチネス選手の手が止まり下がり始める。さらに井岡選手の左ボディ。しかし
マルチネス選手は左右フックから左アッパー、右フック。
  (井岡選手:10-9:マルティネス選手)

2ラウンド:マルチネス選手が左右フックを振って突進、左アッパー、右フック。
井岡選手は左ジャブからワンツー、左ボディを当てるが、マルチネス選手の
パワフルな攻撃に圧倒されてしまう。手数と有効打数でマルチネス選手が圧倒。
  (井岡選手:9-10:マルティネス選手)

3ラウンド:マルチネス選手が左右を振って前に出る勢いに井岡選手はガードするが
押されている。マルチネス選手の左アッパー、右ストレート。井岡選手は
ワンツー、左ボディ。マルチネス選手は左アッパーから右オーバーハンドを
叩きつける。井岡選手は左ボディを中心に攻めるが、マルチネス選手のパワーと
手数に下がり続ける。
  (井岡選手:9-10:マルティネス選手)

4ラウンド:ゴングと共にマルチネス選手が力強く前進して連打、井岡選手を
力で圧倒する。3分の前半を攻め、中盤は井岡選手に打たせて休み、最後に連打で
前進し印象付けポイントを取る効果的な作戦。3分の2はマルチネス選手が
攻めているのでこれを崩さない限りはポイントを取られてしまう。
  (井岡選手:9-10:マルティネス選手)

5ラウンド:井岡選手が前に出てワンツー。マルチネス選手が左右のアッパー、
右フック。井岡選手の左ジャブ、ワンツー、左ボディ。接近戦はマルチネス選手が
回転のよい連打で攻め勝つ。
  (井岡選手:9-10:マルティネス選手)

6ラウンド:井岡選手が左ジャブ、左ボディで前進。マルチネス選手の左右アッパー。
井岡選手の左アッパー、左フック。井岡選手も当てるがマルチネス選手の連打が
止まらない。井岡選手のボディ攻撃が効いているはずだが・・・。
  (井岡選手:9-10:マルティネス選手)

7ラウンド:井岡選手が左ジャブで前進、マルチネス選手は下がるが手数は止まらない。
左右のアッパー、フックを連打。井岡選手が右左ボディで攻めるが、
マルチネス選手は左フック、右ストレートを強烈に叩き込む。
  (井岡選手:9-10:マルティネス選手)

8ラウンド:マルチネス選手が連打しながら前進、井岡選手は右アッパーから
左ボディ。マルチネス選手は前進して左アッパー、右フック。井岡選手の
左ボディはガードされてしまう。マルチネス選手は手数で圧倒。
  (井岡選手:9-10:マルティネス選手)

9ラウンド:マルチネス選手が左右フック、井岡選手が前進して左ボディ、ワンツー、
右ボディ。マルチネス選手は脚を使ってかわし左右フック、左アッパー、右フック。
  (井岡選手:9-10:マルティネス選手)

10ラウンド:井岡選手が左ジャブで前進、マルチネス選手はワンツー、左右連打、
左アッパー。井岡選手は左ボディ、左アッパー、右ストレート、左右フック。
  (井岡選手:10-9:マルティネス選手)

11ラウンド:マルチネス選手は左ジャブから連打。前進する井岡選手み左ボディ、
右フック。井岡選手がワンツーで前進、右ストレート。マルチネス選手はフットワークで
かわして左アッパー、左右フック、左ボディ。すでに勝利を確信した様子。
  (井岡選手:9-10:マルティネス選手)

12ラウンド:井岡選手のワンツー、マルチネス選手が前進して左右アッパー。
井岡選手の左アッパー、マルチネス選手の左右フック、右ストレート。
マルチネス選手はフルラウンド通してパワフルな連打を出し圧倒した。
  (井岡選手:9-10:マルティネス選手)

私の採点は118-110でマルチネス選手の勝利。公式採点は116-112、
117-111、120-108、3者共にマルチネス選手の勝利とした。
井岡選手が初回、左ボディで優位に立ったかと思ったのだが、マルチネス選手の
攻撃力、スタミナ、引き出しの多さは予想以上だった。


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WBA世界フライ級タイトルマッチ

2024年05月09日 21時55分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBA世界フライ級チャンピオン    WBA世界フライ級1位
ユーリ阿久井 政悟(倉敷守安)     桑原 拓(井岡)   
  19勝(11KO)2敗1分          13勝(8KO)1敗   

                 

2021年に日本タイトルマッチで対戦しており、
ダウンの応酬の末に阿久井選手が10ラウンドTKOで勝っている。 
桑原選手のスピードVS阿久井選手の豪打が見どころか。
結果が予想できるような気がするけど・・・。

写真左側:黒色のトランクスが阿久井選手。
写真右側:白色のトランクスが桑原選手。

                 

1ラウンド:ジャブの差し合い。阿久井選手のワンツー、桑原選手は左アッパーから
右ストレート。阿久井選手が前に出て桑原選手が左ジャブを突いて回る展開。
桑原選手の右フック、ワンツー。阿久井選手のワンツーに対して桑原選手が、 
左フック、左右アッパー、ワンツーと積極的に連打。 
  (阿久井選手:9-10:桑原選手)

2ラウンド:阿久井選手が前進して左ジャブ、桑原選手はワンツー、左アッパー。
阿久井選手はワンツー中心、桑原選手は左アッパー、右フック。阿久井選手は
ワンツーから左ボディ、右フックと連打の回転が良くなってきた。左ジャブで 
前進して桑原選手が下がる展開。
  (阿久井選手:10-9:桑原選手)

3ラウンド:左ジャブから前に出る阿久井選手。桑原選手は左フックをひっかけ
足を使って回るが阿久井選手が追いつめてワンツー、左ボディ。 
  (阿久井選手:10-9:桑原選手)

4ラウンド:桑原選手は左を上下に、右ストレート。阿久井選手が前進してワンツー、
右ボディストレートでロープに詰める。桑原選手の左ボディ、ワンツー、左フック。
阿久井選手のワンツー。。 
  (阿久井選手:10-9:桑原選手)

5ラウンド:桑原選手が左ボディアッパー、阿久井選手が前に出て左ジャブ、
桑原選手は左フックを当ててフットワークを使い左ボディ、ワンツー。
前進する阿久井選手、桑原選手は回り込んでワンツー、左ボディ。
フットワークを使い右ストレート、左フック。 
  (阿久井選手:9-10:桑原選手)

6ラウンド:阿久井選手が左ジャブを突いて前進してワンツー。桑原選手は
左右に動いて右フック。阿久井選手の左ジャブ、桑原選手は左ジャブから
左右のフック。阿久井選手は前進して左ボディ、桑原選手は左右のアッパー。 
打合い、阿久井選手の左ボディ、桑原選手は左アッパーから左右のボディ。 
  (阿久井選手:9-10:桑原選手)

7ラウンド:流れを取り戻そうと阿久井選手は前進を強め左右のアッパーから
ロープに詰めて連打。桑原選手は下がりながら左ジャブ、回りながらワンツー。
阿久井選手はコーナーに詰めて右ストレート。阿久井選手の右ストレートで 
桑原選手の腰が落ちる。 
  (阿久井選手:10-9:桑原選手)

8ラウンド:桑原選手はフットワークを使う。阿久井選手が左ジャブを突いて
前進しワンツー。回る桑原選手、追う阿久井選手がワンツーで追いつめて行く。
なんだかな、挑戦者はアグレッシブに前に出なきゃと思う私。
  (阿久井選手:10-9:桑原選手)

9ラウンド:前進し左ジャブを突く阿久井選手、左ジャブを出しながら回る桑原選手。
2度目の対戦で手の内はわかっている同志、昔のオリンピックじゃないんだから、
参加する事に意義があるわけじゃない。あと4ラウンドなんだし、 
両者共に採点はわかっているはずだと思うけど。なんで前に出ないのかな。
5,6ラウンドで展開が変わりかけていたのにもったいないなと思う。 
  (阿久井選手:10-9:桑原選手)

10ラウンド:阿久井選手のワンツー、桑原選手はワンツーから左フック。
阿久井選手が左ボディ、右ストレートで前進、桑原選手は左を下から上へ。
阿久井選手が左ジャブ、右フック、左ボディ、右フックで追う。桑原選手が下がる。 
阿久井選手は左ボディ、右ストレート。桑原選手は左ボディ、右ストレートから連打。
しかし阿久井選手が前に出ると下がってしまう。 
  (阿久井選手:10-9:桑原選手)

11ラウンド:阿久井選手が左ジャブから前に出てワンツーと先手を取る。
桑原選手は右フックから連打。阿久井選手がロープに詰めて左フック、左ボディ、
右ストレート。桑原選手が押し返してワンツー、左フック、右ストレート、左フックと 
細かい連打。阿久井選手の右ストレート、桑原選手は左アッパー、右ストレート、連打。
  (阿久井選手:9-10:桑原選手)

12ラウンド:桑原選手が渾身の連打、左右のフック。阿久井選手のワンツー、
左アッパー、桑原選手の連打。阿久井選手が押して右フック、追っての左右フック、
左ボディアッパー。桑原選手も左右フック、右アッパーを返す。阿久井選手は
右ストレートから左ボディを連発。桑原選手は連打して回って左フック、
右アッパー、右ストレート。阿久井選手の左ボディアッパー、右ストレート。 
  (阿久井選手:10-9:桑原選手)

私の採点は116-112で阿久井選手。公式採点は118-110、
117-111が2者、3-0の判定で阿久井選手が防衛した。

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WBA世界バンタム級タイトルマッチ

2024年05月08日 21時53分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBA世界バンタム級チャンピオン    WBA世界バンタム級1位
   井上 拓真 (大橋)         石田 匠(井岡)
    19勝(5KO)1敗             34勝(17KO)3敗

                 

2月のアンカハス選手との前戦で見事なボディ1発でKO勝ちしたが、
2か月ちょっとでの防衛戦、大丈夫かなぁ。井上尚哉選手とはタイプが違い
パワーやパンチ力があるわけではないので、自分の持ち味を忘れて、
KOしようとか思わなければ大丈夫だと思うけど。 

写真右側:緑色のトランクスが井上選手。
写真左側:シルバーのトランクスが石田選手。

                 

1ラウンド:ジャブの差し合い。ジャブの差し合いでは負けた事がないと言う両者。
井上選手のワンツーに石田選手は左ボディを返す。井上選手の左アッパー、
石田選手の左ジャブで井上選手がダウン。 
  (井上選手:8-10:石田選手)

2ラウンド:井上選手はワンツーから右アッパー。石田選手は前進して
ロープに詰めて左ジャブ。井上選手はワンツー、左アッパー。石田選手が前進、 
井上選手が左右のアッパーで止めようとする。 
  (井上選手:10-9:石田選手)

3ラウンド:井上選手の左ジャブ、左フック。石田選手が前進すると井上選手が
アッパーを当てる。石田選手は左ジャブから次の攻撃が出ない。井上選手は 
ワンツー、右アッパー。 
  (井上選手:10-9:石田選手)

4ラウンド:石田選手が前に出て左ジャブを突くが、井上選手の左ボディ。
石田選手は左ジャブからワンツー主体。井上選手は左ボディ、左右アッパーと
連打を浴びせる。 
  (井上選手:10-9:石田選手)

5ラウンド:井上選手は左ジャブ、左アッパーから右ストレート。石田選手が
前進して左ジャブから右フック、井上選手の左ボディ。石田選手のワンツーが
クリーンヒット。 
  (井上選手:9-10:石田選手)

6ラウンド:石田選手の前進すると井上選手は右アッパー、左フック。
石田選手の左フック、右ストレート。井上選手が左アッパーで飛び込み、
右ストレート。石田選手のワンツー、井上選手の左フック。 
  (井上選手:10-9:石田選手)

7ラウンド:石田選手の前進、井上選手の左右アッパー。石田選手はワンツー。
井上選手の右アッパー、左フック。石田選手は右ボディアッパー、井上選手は
左フックから左右のアッパー。手数の差が大きい。
  (井上選手:10-9:石田選手)

8ラウンド:井上選手がフットワークを使うが、石田選手は愚直に左ジャブから
前に出る。井上選手のワンツー、左アッパー。石田選手は左ジャブ、ワンツー。
井上選手が飛び込んでの左フック、右アッパーと攻撃にメリハリがある。 
左ジャブで前に出る石田選手に対して井上選手は下がりながら右アッパー、
左フック、右ストレート。 
  (井上選手:10-9:石田選手)

9ラウンド:井上選手が左ジャブを突く。石田選手が出て来るとフットワーフを使って
左フックをひっかける。石田選手のワンツーに井上選手は左フック、右アッパーと
多彩な攻撃を仕掛け手数でも圧倒している。 
  (井上選手:10-9:石田選手)

10ラウンド:井上選手が前進して左アッパー、左フック、右アッパー。
石田選手は左右アッパーから左ボディ。井上選手の左フック、右アッパー。
近距離での打ち合い。 
  (井上選手:10-9:石田選手)

11ラウンド:。井上選手のワンツー、石田選手は左ジャブから左アッパー。
井上選手は左ボディアッパーから右アッパーを連発。石田選手は出るとアッパーを
当てられて苦しい展開が続く。 
  (井上選手:10-9:石田選手)

12ラウンド:井上選手は左フックから右ストレート。石田選手はワンツーで
前進して右ボディ。井上選手の左アッパー、石田選手は左ジャブから右アッパー。
井上施主の左フックから右アッパー、左フック。石田選手はワンツー、井上選手は
右アッパーから左フック、石田選手の右ストレート。
  (井上選手:10-9:石田選手)

私の採点では117-110で井上選手の圧勝。公式採点は、
118-109が2者、116-111が1者。3-0の判定で
井上選手が1ラウンドダウン以外は危なげない試合運びで防衛した。
やっぱり上手いんだなぁ。

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WBO世界バンタム級タイトルマッチ

2024年05月07日 21時57分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBO世界バンタム級チャンピオン     WBO世界バンタム級
ジェイソン・マロニー (フランス)     武居 由樹 (大橋)   
     27勝(19KO)2敗             8勝(8KO)       

                 

ここまで8勝全てがKOとパーフェクトレコードの武居選手。
正攻法のチャンピオンVS変則サウスポーの戦いか。

写真左側:黒色のトランクスがマロニー選手。
写真右側:白色のトランクスが武居選手。

                 

1ラウンド:武居選手の右ジャブ、左ボディ、マロニー選手は右を出しながら
様子を見ている。武居選手の左右のボディストレート、左ボディアッパーと
硬さのない動きで積極的に手を出す。
  (マロニー選手:9-10:武居選手)

2ラウンド:マロニー選手はフットワークを使いうかがう。武居選手は
右ジャブからフェイントをかけて左。ストレート。マロニー選手はガードを固めて
見ているが手が出ない。武居選手の右ジャブから左ボディーストレートは
ローブローで1ポイント減点。マロニー選手は左ジャブを出して身体を揺らす。
武居選手のワンツー、右ジャブから左ボディストレート。
  (マロニー選手:9-9:武居選手)

3ラウンド:武居選手は右ジャブ、左ボディ。マロニー選手の左ジャブ。武居選手は
左ボディを中心に攻める。そして右フック。
  (マロニー選手:9-10:武居選手)

4ラウンド:武居選手が先に右ジャブを出すとマロニー選手はガードを固めて回り、
右ストレート、前進してワンツー。武居選手は右アッパー、左ボディストレートで
コーナーへ詰めて連打、左右フック。
  (マロニー選手:9-10:武居選手)

5ラウンド:武居選手が先に右ジャブを出し、ワンツー。マロニー選手は右から左。
武居選手は左でボディを執拗に攻める。マロニー選手が左ジャブから前進すると
武居選手は左アッパーから右フック。武居選手はガードを下げてフットワークを
使って回り、マロニー選手が前進すると左ボディから右フック。
  (マロニー選手:9-10:武居選手)

6ラウンド:マロニー選手が前進。武居選手は右フック、左ストレート。
マロニー選手の右ジャブに対して武居選手は左ボディ、、右フック、
左ストレート。マロニー選手が前進してワンツー。武居選手はワンツー、左右ボディ。
マロニー選手が前に出て右アッパー、右フック、左アッパー。武居選手は左ボディ、
右フック。
  (マロニー選手:9-10:武居選手)

7ラウンド:マロニー選手がフットワークを使いながら前進。武居選手のワンツー。
マロニー選手の右ストレート。武居選手の左ストレート、左ボディ、ワンツー。
マロニー選手は左ジャブからワンツーが中心。武居選手は右フック、左ボディ中心。
  (マロニー選手:9-10:武居選手)

8ラウンド:流れを変えたいマロニー選手は前進してワンツー。武居選手は右ジャブ、
左ボディ。マロニー選手のワンツーで武居選手の腰が落ちる。マロニー選手は前進し
ワンツー。武居選手も右アッパー、左フックを返すが、マロニー選手の左アッパー。
  (マロニー選手:10-9:武居選手)

9ラウンド:マロニー選手が身体をリズミカルに振って前進してワンツー。
武居選手のワンツー、左ボディ。マロニー選手の左フックに武居選手も右フック。
マロニー選手の左ジャブ、ワンツーに武居選手は回りながら右アッパー、右フック。
マロニー選手のワンツー、武居選手の左ボディ。追うマロニー選手、回りながら
右フック、右アッパーを当てる武居選手。
  (マロニー選手:9-10:武居選手)

10ラウンド:前に出るマロニー選手に武居選手のワンツー。マロニー選手の
ワンツー、武居選手の左ストレート、マロニー選手の右フック、武居選手の左ボディ。
マロニー選手が前に出るところに武居選手の右アッパー、左ボディが当たる。
  (マロニー選手:9-10:武居選手)

11ラウンド:マロニー選手が左ジャブでの前進。武居選手の左ボディ、前に出るが
手が出ないマロニー選手に武居選手のワンツー、左ボディ、ワンツー。
  (マロニー選手:9-10:武居選手)

12ラウンド:武居選手が右ジャブからワンツー、フットワークを使い右ジャブから
左ボディ、右フック、左ボディ、マロニー選手が右ストレートから連打すると
武居選手が下がりロープに詰まる。マロニー選手は必至の連打を浴びせる。
チャンピオンの意地の攻撃に武居選手が劣勢となるがゴング。
  (マロニー選手:10-9:武居選手)

私の採点では118-110で武居選手の勝利。公式採点は117-110、
116-111が2者、3-0の判定で武居選手が新チャンピオンとなった。

武居選手のパンチ力にマロニー選手が出られなかったのか、
サウスポーが苦手だったのか。予想に反して判定まで行ったが、
終始手数を出してボディを中心に攻めた挑戦者の手が上がった。

「足立区から来た武居です。」この言葉が印象的な新チャンピオンは、
小さなキックボクシングジムからキックのチャンピオンになり、
ボクシングに転向してボクシングでもチャンピオンになった。
正直言うと、世界挑戦はちょっと早いかなと思ったが、
最初から落ち着いており冷静に試合を進めていた。
これからも期待したい。

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4団体統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ

2024年05月06日 21時48分59秒 | スポーツ / SPORTS

WBA世界Sバンタム級チャンピオン   WBC世界Sバンタム級1位
WBC世界Sバンタム級チャンピオン   
WBO世界Sバンタム級チャンピオン
IBF世界Sバンタム級チャンピオン

    井上 尚弥(大橋)        ルイス・ネリ(メキシコ) 
      26勝(23KO)              35勝(27KO)1敗

                 

もはや無敵の井上選手、ネリ選手は山中選手との2度のタイトルマッチで汚点
(ドーピング違反と体重超過)を残しヒールとしてこれ以上ないくらいの、
ヒール中のヒールである。それがないとしても観たい一戦である事は間違いがない。

観戦者が予想しない事をしでかすのではないかと言う期待(かな?)をさせる。
予想できない事以外では井上選手に一泡吹かせる事はできまいし・・・。
スタミナがイマイチで、ボディが弱いと見えたのだが、
どう考えても10ラウンドまでいくとは思えない。 

写真右側:黒色のグローブが井上選手。
写真左側:青色のグローブがネリ選手。

                 

1ラウンド:距離の探り合い。井上選手が左ジャブから大きな右を振って牽制。
ネリ選手のワンツー。井上選手は良く見ている。ネリ選手は右ジャブから左を
上下に。井上選手は右ストレートから左。ジリジリと前に出るネリ選手は大振り。
井上選手の右アッパーにネリ選手が左フックを合わせてダウンを奪う。

立ち上がった井上選手はネリ選手の攻撃をクリンチでしのぐ。 
ネリ選手は風車のように左右のフックを振り回す。井上選手は
フットワークでかわす。ネリ選手がコーナーに詰め連打すると 
井上選手は右アッパーを返す。ネリ選手の左ストレート。
  (井上選手:8-10:ネリ選手)

2ラウンド:お互いに出方をうかがう。井上選手は左ジャブからワンツー。
ネリ選手が前進。井上選手の左ジャブにネリ選手が左フック。ネリ選手は
右ジャブを下からフリッカー気味に出す。井上選手は右ボディストレート、 
左ジャブ、右ボディ。ネリ選手が左フックを大きく空振りすると井上選手が
左フックを合わせてダウンを奪い返す。立ち上がったネリ選手に井上選手は 
ワンツー、左ボディアッパー。ネリ選手はワンツー、井上選手の右ストレート。 
  (井上選手:10-8:ネリ選手)

3ラウンド:ネリ選手は右手を下からフリッカーで出すと井上選手が上から
叩き落としワンツー。ネリ選手は左のロングアッパー、大ぶりの左右フックは
空を切る。井上選手はフットワークを使い左ジャブ、右ストレート、左フック、
右アッパー、右ボディストレート。ネリ選手は左を振って飛び込む。井上選手の
右ストレート、右フック、ワンツー。ネリ選手は右アッパー。井上選手の 
右ストレート。井上選手がペースを取る。 
  (井上選手:10-9:ネリ選手)

4ラウンド:ネリ選手の左ジャブ、井上選手のワンツー。ネリ選手が左ストレートで
前進して左アッパー。井上選手はワンツー、左ボディ。ネリ選手はガードを上げて
前進。井上選手は右ストレート、左ボディ。さらに挑発するようなしぐさを見せ、
余裕があるのか楽しんでいるようなそぶり。ネリ選手が前進しワンツー、井上選手は
回りながら左ジャブ、右ストレートを上下に、左ボディ、右ストレート、左フック、
右ストレートと自在に当てる。 
  (井上選手:10-9:ネリ選手)

5ラウンド:井上選手は左ジャブ、ネリ選手が前進すると右ストレートを当てる。
ネリ選手の左ボディ、井上選手は右フックから左ボディ。ネリ選手の左ストレート。
井上選手はワンツー、左アッパー、右ボディ。ネリ選手はガードを固めて前進し
左ボディ。井上選手は左ジャブで翻弄、ネリ選手の左は届かないが距離を詰めて
左ボディでロープに詰める。井上選手は左フックをダブルで当てダウンを奪う。 
立ち上がったネリ選手に井上選手は左アッパー右ストレート、連打を浴びせる。 
  (井上選手:10-8:ネリ選手)

6ラウンド:ダメージのあるネリ選手に井上選手の左ジャブ、右ボディストレート、
ワンツー。ネリ選手は左ストレートを連発。井上選手は左フック、右ストレート、
右アッパー、右ストレート、ワンツー、コーナーへ詰めて右アッパーから 
右ストレートを当てるとネリ選手が腰から落ちた。1分22秒TKO勝利。

 井上選手の1ラウンドのダウンは生涯初めてだと思うけど、 
 慌てずに冷静に対処したと思った。普通、慌てるでしょ。
 本人がイメージトレーニングしてたと言ってたから、 
 ダウンする事も想定していたのだと思うけど、 
 8カウントまで立ち上がらなかった事と、ネリ選手の追撃をクリンチで
 かわした事が良かったと思う。それほどダメージはなかったと思うけど。

 すぐ2ラウンドでダウンを奪い返した事でネリ選手には余裕がなくなった。
 3ラウンドからは井上選手のペースになっていたと感じたし、
 パンチの強さや適応力の高さを知って5ラウンドのダウンで、
 力の差を感じたと思う。

 終わってみれば井上選手が強かったと言う事だが、
 ネリ選手は見せ場を作り、井上選手をダウンさせた男として名を遺した。

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日本ライト級タイトルマッチ

2024年04月11日 20時47分59秒 | スポーツ / SPORTS

日本ライト級チャンピオン    日本ライト級1位
 仲里 周磨(オキナワ)    三代 大訓(横浜光)   
   14勝(8KO)2敗3分        14勝(4KO)1敗1分       

                 

6年前の対戦では三代選手が判定勝ちし、その後OPBFスーパー・フェザー級
チャンピオンとなったが陥落。仲里選手は昨年4月に日本チャンピオンとなり、
防衛戦を迎えた。

写真右側:背中が仲里選手。
写真左側:顔が三代選手。

                 

1ラウンド:距離の探り合い。三代選手がワンツーから前進して右ボディ。
仲里選手は右ボディから右アッパー。三代選手の右ストレート、そして
左ジャブを当てながらペースをつかむ。
  (仲里選手:9-10:三代選手)

2ラウンド:左ジャブの打ち合いから三代選手が前進。左ジャブの差し合い。
仲里選手が右フックから前進すると三代選手がワンツーを当てる。
  (仲里選手:9-10:三代選手)

3ラウンド:三代選手の左ジャブ。仲里選手はワンツ、三代選手の右ストレート。
仲里選手は左ジャブから右ボディ。三代選手のワンツー、仲里選手がロープに詰めて
右ボディ。三代選手の左ジャブ、仲里選手の左ボディ、右ストレート、右フック。
  (仲里選手:10-9:三代選手)

4ラウンド:左ジャブ差し合い。三代選手が前進してワンツー、仲里選手は右ストレート、
右ボディから左フック、右ストレート。三代選手の右フック、ワンツー、仲里選手の
左ジャブ。三代選手が前進して右ストレート、左フック。
  (仲里選手:9-10:三代選手)

5ラウンド:仲里選手のワンツー、三代選手は左ジャブ。仲里選手が前進。
三代選手はガードを下げて左ジャブ。仲里選手の左右ボディ。三代選手の右フック、
仲里選手の右ストレート、左フック。三代選手は左ジャブを連打、仲里選手の右ボディ、
仲里選手が右目の上をカットしたがこれは三代選手の有効打。
  (仲里選手:9-10:三代選手)

私の採点は49-46で三代選手の優勢。公式採点は三者共に48-47で、
仲里選手を支持。まさか!! なんと逆の採点・・・。

6ラウンド:採点を聞いた三代選手が連打で前進し右フックを強振。仲里選手も
左ジャブを突いて前進、ワンツー、左ボディ。三代選手が左ジャブから距離を
詰めて連打。仲里選手の右ボディ、右フック。三代選手も左フックを返す。
  (仲里選手:10-9:三代選手)

7ラウンド:三代選手が左ジャブを突いて回ると仲里選手が左フック。
三代選手が左ジャブから左右アッパー、右ストレート。仲里選手の左ボディ。
  (仲里選手:9-10:三代選手)

8ラウンド:三代選手が左ジャブをボディから顔面へ打ち分ける。仲里選手の右ボディ。
三代選手が左ジャブから右アッパー。仲里選手は右を下から上へ返す。三代選手が
左ジャブを突いて右アッパー、右ストレート。仲里選手の右ストレート。三代選手が
コーナーへ詰めて連打。
  (仲里選手:9-10:三代選手)

9ラウンド:三代選手が左アッパー。仲里選手が前進して右ストレート、右ボディ。
三代選手が左ジャブから左右アッパー、左ジャブを軸に右アッパー。仲里選手の
右フック、三代選手が左ジャブから細かい連打。
  (仲里選手:9-10:三代選手)

10ラウンド:三代選手の左フック。仲里選手が左ジャブから前進し右フック。
三代選手が左ジャブでコーナーへ追って行く。仲里選手の右ボディ、ワンツー、
左右アッパー。三代選手の右アッパー。接近戦、アッパーの打ち合い。
仲里選手がワンツーで距離を取る。三代選手は左を上下に。仲里選手の連打。
  (仲里選手:10-9:三代選手)

私の採点は97-93で三代選手の勝利。公式採点は96-94が2者、
97-93が1者、3-0の判定で三代選手が新チャンピオンとなった。

実は三代選手は友人の飲食関係のお店でアルバイトをしており、
(私は面識ないけど)三代選手の応援で行ったのだった。
勝って良かった。おめでとう。途中採点を聞いた時点ではマジで焦ったわ。

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日本スーパーライト級タイトルマッチ

2024年04月10日 20時41分59秒 | スポーツ / SPORTS

日本スーパーライト級チャンピオン    日本スーパーライト級1位
    藤田 炎村(三迫)       李 健太(帝拳)   
     12勝(10KO)1敗           6勝(2KO)1分       

                 

前回の関根選手との防衛戦を観た限りでは強打のチャンピオン藤田選手と
アマチュア102勝のリーチのあるサウスポー李選手の距離の勝負か。

写真右側:赤白色のトランクスが藤田選手。
写真左側:白色のトランクスが李選手。

                 

1ラウンド:李選手が長い右ジャブを伸ばしワンツー、藤田選手は前進。
李選手のワンツー、左ボディ、右手を前に伸ばして距離を取る。前進する藤田選手に
李選手の左ストレート。藤田選手を右を強振。李選手のワンツー、右アッパー、
右フック。藤田選手が左右フックで前進するところに李選手の右アッパー、
左ストレート。。
  (藤田選手:9-10:李選手)

2ラウンド:李選手は右ジャブで距離を取ろうとするが藤田選手は前進し右ボディ。
李選手の右ジャブ、藤田選手はガードを固めて前進し右ボディストレート。李選手の
左ボディアッパー。藤田選手は前進して距離をつぶす右フックをボディから上へ。
李選手のワンツー、藤田選手が前に出て強烈な右フック。
  (藤田選手:10-9:李選手)

3ラウンド:藤田選手が右フックで飛び込む。李選手は右ジャブをかいくぐって入る
藤田選手に左アッパー。藤田選手はかまわず接近して右ボディ。李選手の右ジャブ、
ワンツー、右アッパー。藤田選手の右ストレート、左アッパー、右フック。李選手は
ワンツー。藤田選手がガードを固めて前進し左右フックを強振、距離が詰まってボディの
打合い。藤田選手が右フックで追い、李選手が右アッパー。
  (藤田選手:10-9:李選手)

4ラウンド:。李選手は右ジャブを上下に打ち分ける。藤田選手がガードを固めて前進し
ロープに詰めて右フック。李選手が身体を入れ替えて連打。藤田選手も左フック、
右アッパー。李選手のワンツー、藤田選手の左フック、左アッパー。李選手は右ジャブを
当て続ける。藤田選手が追いつめて左右フック、李選手のワンツー。
  (藤田選手:9-10:李選手)

5ラウンド:藤田選手の前進が止まらない、李選手は右ジャブを上下に、リズムをとって
藤田選手の前進に右アッパーを合わせる。藤田選手は右フックを振ってロープに追って
右フックを強振。李選手は左ボディアッパー、右フックを上下に。藤田選手のワンツー、
右ボディ、李選手もワンツーを返す。。
  (藤田選手:9-10:李選手)

私の採点は李選手が健闘して48-47でリード。公開採点はなんと3者共、
49-46で李選手が優勢。藤田選手の強打より李選手の右ジャブと当てた数に
ポイントが振られている様子。

6ラウンド:前進する藤田選手に李選手は右ジャブを当てる。かまわず藤田選手が
距離を詰めて左右ボディから右フック。李選手は右ジャブ、藤田選手の右アッパー、
右フック。李選手は右ジャブで止めたいが藤田選手が強引に入って右アッパー。
  (藤田選手:9-10:李選手)

7ラウンド:藤田選手はときおりスイッチしながら追って右フック。李選手は
左アッパーを合わせる。距離が詰まってアッパーの打ち合い。李選手は右ジャブで
距離を取る。追う藤田選手に右ジャブから腕をたたんで細かい連打。藤田選手の
右アッパー、李選手も左右アッパー。藤田選手が押して右アッパー、左右フック。
李選手も左右フックを返す。
  (藤田選手:10-9:李選手)

8ラウンド:藤田選手が前進してロープに詰めて右フック。李選手はワンツー。
藤田選手の左フック、右アッパー、左フック。李選手の右アッパー、藤田選手が
左右フックを振って詰めて左フック。李選手のワンツー、右ジャブを当てながら
下がってワンツー。
  (藤田選手:9-10:李選手)

9ラウンド:李選手のワンツー、左右アッパー。藤田選手が押し込んで行くが、
李選手は右アッパーを突き上げ押し返して左アッパー、左ストレート。藤田選手が
前進して右アッパー、李選手の左ストレート、右アッパー、右フック、右ボディ。
  (藤田選手:9-10:李選手)

10ラウンド:藤田選手がガードを固めて前進し左フックから右ストレート。
李選手は右ジャブから連打しフットワークを使い左アッパー、さらに連打
藤田選手の右フック、右アッパー。李選手の左アッパー。
  (藤田選手:9-10:李選手)

物凄い歓声の中で10ラウンド終了。フルラウンド打ち合いながらも、
気持ちも折れずパンチを出し続けた両選手に満員の観客から大拍手。

私の採点は97-93で李選手の勝利。公式採点も97-93が三者。
3-0の判定で李選手が無敗のまま新チャンピオンとなった。

戦績と体格から非力と思っていた李選手だったが、藤田選手の剛腕を
右ジャブと長い腕をたたんでのアッパーが上手く翻弄した。
アマチュア102勝10敗って凄い。

外国人との対戦が多いかったのは、日本人選手に避けられていたのかも。
強すぎて・・・・。

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