WBO世界フライ級チャンピオン WBO世界フライ級14位
アンソニー・オラスクアガ(アメリカ) 京口 紘人(ワタナベ)
8勝(6KO)1敗 19勝(12KO)2敗
共に寺地拳四郎選手に敗れてはいるが、京口選手はミニマム級、
ライトフライ級の2階級を制しており勝てば3階級チャンピオンとなる。
左:オラスクアガ選手の親友の中谷選手がリングイン。
右:京口選手のチーム。
写真左側:ピンク色のグローブがオラスクアガ選手。
写真右側:黒色のトランクスが京口選手。
1ラウンド:ジャブの差し合い。京口選手はワンツー、オラスクアガ選手が
ジリジリと前に出て右ボディフック。京口選手は右フック。
(オラスクアガ選手:10-9:京口選手)
2ラウンド:オラスクアガ選手の左ジャブで京口選手は入れない。
オラスクアガ選手がプレッシャーをかける。京口選手は作戦通り左ボディ、
距離がつまりオラスクアガ選手は左右アッパー、京口選手は左をボディから
上へ返す。
(オラスクアガ選手:10-9:京口選手)
3ラウンド:京口選手はガードを固める。オラスクアガ選手が左ジャブで
先手を取り左ボディアッパー。京口選手は距離を詰める。オラスクアガ選手は
左を下げて誘う。京口選手の左ボディアッパー。
(オラスクアガ選手:9-10:京口選手)
4ラウンド:京口選手が左アッパーから距離を詰めて、左フックから右アッパー。
オラスクアガ選手が右フックから左を突いて前進。京口選手のワンツー、
左ボディ、右ストレート。
(オラスクアガ選手:9-10:京口選手)
5ラウンド:オラスクアガ選手が左ジャブでリズムを取り回ると、京口選手が
プレッシャーをかけ前に出てワンツー。京口選手はガードが固い。
(オラスクアガ選手:9-10:京口選手)
6ラウンド:京口選手はガードを固めて前に出る。オラスクアガ選手は左フックから
ワンツー、京口選手は左ボディからコンパクトに右フックを当てる。
オラスクアガ選手が左ジャブを放つと京口選手は引き付けて右ボディ。
調子も良さそうで上手く戦っている。
(オラスクアガ選手:9-10:京口選手)
7ラウンド:京口選手はガードを固めて前進し左ボディアッパー。
オラスクアガ選手も引かずに左アッパーから右ストレート、左ジャブ、
右アッパーから左フックと連打。
(オラスクアガ選手:10-9:京口選手)
8ラウンド:オラスクアガ選手は左ジャブ、京口選手がプレッシャーをかけるが
左ジャブからワンツーを当てて回る。京口選手が前進すると左ジャブから
右フック、フットワークを使ってかわす。。
(オラスクアガ選手:10-9:京口選手)
9ラウンド:京口選手が前に出るとオラスクアガ選手が左ジャブで回りワンツー。
京口選手がコーナーに詰めて連打。オラスクアガ選手は右ストレート、左フック、
右ストレート。京口選手も右フックを返す。
(オラスクアガ選手:9-10:京口選手)
10ラウンド:京口選手がジリジリと前進して左ジャブ、コーナーへ詰めて連打。
オラスクアガ選手は左を突いてフットワークを使って回る。京口選手が前に出て
ワンツー。
(オラスクアガ選手:9-10:京口選手)
11ラウンド:京口選手が前進してコーナーに詰めるとオラスクアガ選手が右アッパーで
ダウンを奪う。立ち上がった京口選手が前進するとオラスクアガ選手が左ジャブで回る。
(オラスクアガ選手:10-8:京口選手)
12ラウンド:オラスクアガ選手がガードを下げて前進してロープに詰める。
距離がつまり打ち合い、京口選手が左ボディ、オラスクアガ選手は力強いアッパー、
フックを当てる。
(オラスクアガ選手:10-9:京口選手)
私の採点では114ー113でオラスクアガ選手の防衛。
公式採点は114-113、117-110、118-109。
3-0の判定でオラスクアガ選手が勝利した。
11ラウンドのダウンがなければ京口選手が勝っていたかもと思ったんだけど、
意外と大差でビックリ。
リングを降りるオラスクアガ選手。