日本女子フェザー級チャンピオン 日本女子フェザー級1位
若狭 与志枝(花形) 三好 喜美佳(川崎新田)
8勝(2KO)4敗 17勝(6KO)15敗2分
久々に観る女子ボクシング。女子の場合は1ラウンド2分、
日本タイトルマッチは6ラウンドで行われる。
選手数も限られているため両者は4度目の対決で、
これまでは三好選手の2勝1敗である。
写真左側:赤色のグローブが若狭選手。
写真右側:青色のグローブが三好選手。
1ラウンド:いきなり右フックで飛び込んで行く三好選手。
右ジャブを突いて右に回る三好選手に対して若狭選手は強引に
左右フックを振り回し突進。三好選手がかわしてロープに詰めて連打。
(若狭選手:9-10:三好選手)
2ラウンド:若狭選手がパワーに任せて左フックを大きく振って前進。
三好選手が左ジャブからワンツー。若狭選手は右アッパー。
綺麗なボクシングをしようとする三好選手に対して体力に任せて
振り回しパワーで圧倒しようとする若狭選手の構図。。
(若狭選手:9-10:三好選手)
3ラウンド:。若狭選手が左右のフックを振り回し馬力で押して行き、
左右アッパー連打。三好選手が身体を入れ替えてロープに詰めて連打するが、
若狭選手のパワーあふれる連打を止められない。
(若狭選手:10-9:三好選手)
4ラウンド:頭をつけての打ち合いは若狭選手のパワーが勝る。
大きく振り回す左右のフックの連打が止まらない。
(若狭選手:10-9:三好選手)
5ラウンド:若狭選手が突進して左右フック。三好選手も左右アッパーを
返す。若狭選手が体力でロープに詰めて行くが三好選手も左フックから
右アッパー。
(若狭選手:9-10:三好選手)
6ラウンド:三好選手が左ジャブを突くが若狭選手の振り回す左右フック。
打ち合い、若狭選手の左右フック、アッパーが止まらない。ロープに詰め
ラッシュ。
(若狭選手:10-9:三好選手)
私の採点は57-57のドロー。公式採点は59-55、
58ー56が2者。3-0の判定で若狭選手が防衛した。
世界的には女子ボクシングの試合でも数億円の興業が存在するが、
日本では選手数も少ないしレベルの向上は難しいだろう。
女子の試合は2008年に観たのが初めてだが、
この試合を観た限りでは技術が向上しているようには思えなかった。
世界タイトルもお金次第でなんとかなると思われる。
とは言え、本気でやっている選手の努力は認めている。
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