日本フェザー級チャンピオン 日本フェザー級8位
松本 圭佑(大橋) 藤田 裕史(井岡)
10勝(7KO) 12勝(3KO)9敗4分
2024年6月25日に行われた試合。
写真左側:黒色のトランクスが松本選手。
写真右側:白色のトランクスが藤田選手。
1ラウンド:藤田選手が挑戦者らしく積極的に右ジャブを出し前進。
松本選手が軽くワンツーを放ち様子を見る。藤田選手は前進して
ワンツー。松本選手も左ジャブを出して距離を測る。
藤田選手はスイッチして左ジャブ。松本選手は左フックから右ストレート、
ガードを上げて良く見て左フック、右ストレートのコンビネーション。
藤田選手はこまめにスイッチするが松本選手の右ストレートが伸びる。
(松本選手:10-9:藤田選手)
2ラウンド:藤田選手が右ジャブからワンツー。松本選手の左ジャブ。
藤田選手の遅れて来る左フックが当たり松本選手の腰が落ちる。
松本選手は右ボディから左フック。スイッチを繰り返す藤田選手に
タイミングが取りずらいのか松本選手はプレッシャーをかけるが、
クリーンヒットは少ない。
(松本選手:9-10:藤田選手)
3ラウンド:こまめにスイッチして前に出る藤田選手。入って来る所に
松本選手の左フック。藤田選手のワンツー、松本選手の右ストレート。
(松本選手:10-9:藤田選手)
4ラウンド:右ジャブから前進する藤田選手、松本選手は左フックから
右ストレート。藤田選手の左ストレート、右ジャブから左フック。
松本選手も左ジャブを出すがいつもほどスピードがない。
藤田選手が右ジャブを細かく出しながら前進。
(松本選手:9-10:藤田選手)
5ラウンド:藤田選手が前進して右ジャブから左フック。松本選手の
右ボディ。藤田選手はスイッチして左フック。前進する所に松本選手の
右ストレートが当たる。
(松本選手:10-9:藤田選手)
ここまでは48-47で松本選手が優勢。公式採点は3者共に
50-45。藤田選手の右ジャブと前進はポイントになっていない。
確かに強いジャブではないが・・・・。採点を聞いて作戦を変えるか?
6ラウンド:藤田選手が前進してワンツー。松本選手は右ボディアッパー、
ワンツー。藤田選手は右アッパーから左フック。松本選手はガードを固めて
ワンツー、左右ボディ。スイッチした藤田選手は右ジャブからワンツー、
右フック。松本選手の左ジャブが伸びる。。
(松本選手:10-9:藤田選手)
7ラウンド:松本選手のワンツー。藤田選手が出るが松本選手は右アッパー、
右フック、左フック、右ストレート。それでも前に出る藤田選手に
松本選手が左アッパーから右ストレート。
(松本選手:10-9:藤田選手)
8ラウンド:藤田選手が右ジャブを放ち前進してワンツー。松本選手は
ワンツー、右フック、左アッパー、右ストレートとまとめる。
藤田選手は前に出るが当てる事ができない。
(松本選手:10-9:藤田選手)
9ラウンド:藤田選手が前進して右フックから左ストレート。松本選手は
左ボディから右ストレート、右アッパーと多彩なパンチを当て、
右ストレートで追って左ボディ、右アッパー。藤田選手は手が出ない。
(松本選手:10-9:藤田選手)
10ラウンド:藤田選手のワンツー、左ボディから右アッパー。
松本選手の右ストレートで藤田選手は右目の上をカット。松本選手の
左ボディアッパーから右ストレート。藤田選手が出るが松本選手の
右ストレート。
(松本選手:10-9:藤田選手)
私の採点は98-92。公式採点は3者共に100-90のフルマーク、
3-0で松本選手が圧勝した。藤田選手の動きと攻撃が変則的だったため、
危なげない圧勝ではあったが最終ラウンドまで完全なクリーンヒットは
なかったように見えた。力の差は歴然としていたが、倒し切れなかった。
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