久しぶりのカレーである。私にとってのカレーとは、
インドカレーに代表されるスパイスカレーだ。
以前からインド料理だけでなくインド・ネパール料理や、
インド・バングラデシュ料理などと近隣の国とセットになった呼び方もある。
国境を接しているため似ているのだが、。
明らかに違うと解ったのは2度目のネパール旅行をしてからである。
実は1度めはわからなかった。
カレーに使う素材の違いももちろんあるが、
スパイスの種類と使い方が異なる。ネパールカレーの事を
スパイスをケチっている薄いカレーだと思っている人は、
間違いに気づいた方がいい。ネパールカレーとインドカレーは違う。
さて新大久保と言う韓国化した場所に行って、
何故かネパール料理屋に行った。以前から評判の良い店として、
名前は知っていたので誘われて断る理由がなかった。
店名はヒンディー語で中庭と言う意味。ネパールは知らんけど(笑)
インドの家庭は中庭を囲んで家屋を立てる。
まぁ家庭料理と言う感じかな。ネワリ族、タカリ族の料理が中心。
住 所:東京都新宿区大久保2-32-3 リスボンビル4F
電 話:03-6233-9610
最寄駅:JR山手線 新大久保駅
<食したメニュー>
ゴルカ・ビール 605円、マトン・チリ 765円、
アーガン・スペシャル・タカリ・セット 1540円、
ダド・バリ 407円。
<店内の雰囲気>
ネパールの仏像や楽器などが壁に飾られている。
カウンター席、テーブル席合わせて120席と広い。
<感想と評価>
現地のビールを飲むのが趣味である。ゴルカと言うのはネパールの
民族の名称で他にネワリ、タカリ、シェルパなど多数いる。
シェルパ族はご存じの通り山岳民族で登山の荷物を運ぶ力持ちが多い。
ゴルカ族はインドの軍隊などに加入して戦ったゴルカ兵が有名。
ビールは全く癖がなく飲みやすかった。
さてこのようにタカリ・セットの内容が解説されている。
中央にライスと筒状のパパド。手前から時計回りに青菜炒め、
野菜の発酵炒め、チキンカレー、野菜カレー、豆カレー、ヨーグルト、
ギー、野菜スライス、チャツネ、アチャール。
ネパール料理で初めて見たギーはインド料理には欠かせない油。
これをライスにかけて混ぜる。ネパール人もギー食べるんだと驚いた。
豆カレーの味が独特で・・・なんだろな、この味付けは、
何が入ってるんだろう、最後まで判らなかった。
キチンはワイルドな骨付き。単品づつ食べてもいいし、
お好みでいろいろ合わせて混ぜて食べても良し。
ビールのおつまみにマトンのスパイシー炒め。
玉ねぎとトマトとパプリカ。マトンは干し肉の様で硬くて美味しかった。
最後にスイーツでダド・バリと書いてあったんだけど、
写真では間違いなくラス・マライと言うインドのベンガル地方の
スイーツみたいだったので聞いてみたらラス・マライとの事。
ラスはヒンディー語でジュースの事で、マライは牛乳を煮詰めてできた上澄み。
練乳のようなラスにざらざらとしたマライ、ピスタチオのトッピングが絶妙。
これよ!これっ。
評価は◎(噂にたがわない店。)
(3段階、◎:おすすめ ○:まぁまぁ ●:う~ん)
■お断り■
味に関しては、間違いなく主観でしかありません。(100%!)
同意見・反対意見など、あると思いますが、
あくまでも、私の味覚に合うかどうかなので、
気にしないでください。あしからず。
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