八丈島のおいしい暮らし

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ムロアジの酢味噌和え

2006年08月27日 09時00分25秒 | 島料理/島の幸
みなさま、おはようございます!海風おねいさんです。
八丈島は日々秋の気配が漂いながら、9月にまだもう一度最後の夏が残ってます。
9月の海が一番いいという方もいますね。
9月の海はとても澄んでいて、八丈ブルーというそうです。

今日はまた島の家庭料理、八丈島の海の魚で作った酢味噌和えをご紹介しますね。
これは昔から島の家庭では、お父さんのお酒の肴などによく作られてきた
とてもポピュラーなお料理です。


「ムロアジの酢味噌和え」

お料理屋さんでいただいたり、料理本などに載っている「ぬた」とは
若干趣の違う島の酢味噌和えです。特徴は、甘すぎないことと玉葱が入ってること。
島の青唐辛子を刻んで入れて、辛くして食べる方も多いです。
今日は青唐が手元になかったので、七味を入れました。

先日、奄美大島の方と話す機会があり、この酢味噌和えの話題になりました。
奄美大島でも同じく甘くない玉葱入りの魚の酢味噌和えを食べるそうです。
その方は、魚はほとんどこの酢味噌和えで食べるとおっしゃった。
不思議ですね。気候風土が似てると、食べるものも同様なのですね。

「ぬた」は全国的なお料理だと思いますが、味付けはきっと各地で違うことでしょう。
なみさまの地方ではいかがですが?甘い?甘くない?何のぬたを作りますか?
ぜひ知りたいです。コメント欄にて教えてくださいね。

[作り方]
ムロアジは三枚におろし、皮を引き、中骨から切り離して、斜めに切ります。
酢、味噌、砂糖少量を合わせ、玉葱のスライスとムロアジを和えます。
お好みで、青唐辛子を刻んで入れます。


八丈島産 ムロアジ(青ムロ)

八丈島で一般的にムロアジと呼ばれているのは、青ムロのことです。
夏場だけ出回る小さなものを「小ムロ(夏ムロ)」といい、
大きいものを棒ムロといいます。
ムロアジはクサヤの原材料にされる魚で、島の大衆魚の代表です。
島の堤防で釣りをしている人をよく見かけますが、釣ってるのは大体がこれ。
お刺身やたたき(なめろう)、酢味噌で食べることが多いです。

最近やっとムロアジが出回ってきました。今年は水揚げが少ないようですね。
わたしもほしくて探してましたが、「あさぬま」にもここ数日やっと入荷しました。
今日は漁師の野球大会があるそうです。だから今日は入荷しません。
ほしい方は、明日の夕方以降の入荷ですので、よろしくお願いいたします。
コメント (2)
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