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島の青とんで作る柚子こしょう

2007年11月18日 15時46分41秒 | 日本全国郷土名物料理
みなさま、こんにちは!海風おねいさんです。更新が遅くなりました。
今日は風が強いですね。海も時化ています。

さて、早速お料理参ります!
今日は、島の青とん(青唐辛子)を使って作る「柚子胡椒」です。


「八丈島産の青唐辛子で作った柚子胡椒」

 柚子胡椒 (ゆずこしょう)  クリック

「柚子胡椒」は、九州大分県特産の香辛料の一種です。
名前は「柚子胡椒」ですが、胡椒が入ってるわけではありません。
九州の一部の地方では唐辛子を胡椒と呼び、青唐辛子と柚子の皮で作ります。

新潟県特産の「かんずり」と並び、お鍋などに使う薬味として有名。
現在では市販品も増えてますので、ご存知の方も多いかと思います。

これからお鍋の季節になりますが、「柚子胡椒」や「かんずり」で食べるお鍋は
ひときわおいしいですよね。
「柚子胡椒」も「かんずり」も製法は違いますが、どちらも唐辛子で作ります。
八丈島にはおいしい青唐辛子がありますので、作らない手はありません。
それで、もうシーズン終わりの青とんで「柚子胡椒」を作ってみました。

本当は、島の「かぶつ」(八丈島産の柑橘)で作りたかったのですが、
もう青とんが最終ギリギリのシーズンです。
かぶつの時期を待っていると、もぎたてフレッシュな青とんでは作れません。
先日、「あさぬま」に八丈島産の柚子が出ましたので、これで作りました。
本来は青い柚子で作るのですが、黄色い柚子で作ります。




[作り方]
柚子1個に対し、青唐辛子10本程度(画像の量で、柚子2個、青唐辛子20本使用)
青唐辛子は縦半割りにし、種を除き、みじんにします。(包丁かフープロで)
柚子はきれいに洗い、皮の黄色い部分のみをすり下ろします。



これをあたり鉢で丁寧にあたります。このとき、柚子の果汁を数滴たらします。
最後に塩を適宜入れもう一度あたります。30分ほどあたったものが最初の画像です。

湯豆腐やお鍋、お味噌汁、お刺身にも使います。
保存は小分けにして、ラップなどでぴっちり包み、冷凍庫で保存してください。
使う分だけ小出しにして解凍し、残った分は冷蔵庫に入れて、早めに使い切ります。

今夜はうちは湯豆腐にします!自家製柚子胡椒、最高の味と香りです!
かぶつが出たら、冷凍してある青とんでまた作ってみますね。
おうちで青とん作ってる方もいらっしゃるでしょう?
柚子胡椒、作ってみてくださいね<最高です

<注意>
青唐辛子を調理する際には、ビニール手袋をするなど、
くれぐれも取り扱いにはご注意くださいね。
素手で触って、目なんかこすったら大変なことになりますのでね。
小さなお子様にもご注意くださいませ。

今日までの特売チラシは、こちらです。
コメント (6)
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