シュ・クーさんの桃の冷製スープ

みなさま、こんにちは！海風おねいさんです。
これからまた梅雨が戻ってくるとは信じがたいお天気が続いております八丈島です。
‥まだ梅雨は明けてないのでしょうか？？

さほど暑くなく、こんなお天気が少しでも長く続くといいですね～♪
爽やかで過ごしやすく、美しい花々が咲き乱れ、蝶々やトンボが乱舞し、
風景はくっきりと鮮やかで、今の八丈島は最高にいいですよ。

さて今日は、先日の八丈ＤＡＹ！に販売させていただいた、
島の人気フレンチ・レストラン「シュ・クー」さんの
「桃の冷製スープ」のレシピをご紹介したいと思います。

シュ・クーさんが大まかな手書きのルセット（レシピ）をくださいましたので、
若干の補足を最後に付け加えてご紹介いたしますね。
※フランス料理では、レシピのことをルセットといいます。
ルセットはフランス語、レシピは英語です。

当ブログは、基本的には「あさぬま」で購入できる材料で、
どなたにでも比較的簡単に作れるお料理を中心にご紹介していますが、
本日のお料理は上級編です。
お料理に多少の自信があり、基礎知識のある方に作っていただきたいお料理です。


「桃の冷たいスープ　Soupe de Pêche Froid 」

［基本のヴィシソワーズの材料］6人前
じゃが芋（中）3コ　ポロ葱1本　玉葱1コ
ブイヨン900cc　生クリーム180cc　塩・白胡椒少々
炒め用無塩バター30g

［コンソメスープの材料］でき上がり300cc
玉葱1/2コ　人参1/3本　セロリ少々　
牛肉粗挽き200g　卵白2コ分
チキンブイヨン600cc　塩・胡椒

［作り方］
上記の材料で、それぞれヴィシソワーズとコンソメスープを作る。
仕上げ方法は、以下のとおり。
a）ヴィシソワーズをミキサーにかけ、更に裏ごしし、冷ます。
b）コンソメスープを半量まで静かに煮出し、布できれいに漉して冷ます。
a）とb）を合わせ、別分量の生クリーム120ccを味をみながらよく混ぜ合わせる。
塩加減も確かめる。
フレッシュな桃（6人前で2～3コ使用）の皮をむいて切り、裏ごしに通す。
すべてを合わせて完成。

［注意事項］
※基本のスープとコンソメは丁寧に煮出すこと。
※桃は使う直前に処理すること。変色しないように気をつけて。

以上が、シュ・クーさんからいただいたルセットです。
さてさて、本格的なフランス料理のルセットですから、
基本のヴィシソワーズやコンソメスープの取り方が書かれていません。
最低限、そのくらい作れる方に作っていただきたいということなのでしょう。

ご家庭で簡単に作るヴィシソワーズの作り方は、
以前に当ブログでおねいさんもご紹介したことがありますが、
かな～りアバウトな作り方なので、シュ・クーさんに叱られてしまいそうですね。

きちんとヴィシソワーズを作りたい方は、こちらを検索してご研究くださいね。
更に、コンソメスープも市販の素を使わずに、自作されるとそれなりに大変ですが、
お味はずいぶんいいものができると思います。
コンソメスープは、こちらの検索でご研究ください。

◎材料に関する補足です。

　ポロネギ（リーキ）　 クリック

※ポロ葱は、なかなか入手しづらい食材ですので、
ご家庭で作るには、長葱で代用されることをおすすめします。

※また、コンソメスープに使う卵白は、スープのアク取りに使います。
卵白にはアクを寄せる効果があるので、これにアクを集めて捨てるわけです。

ご家庭で作るにはなかなか手間のかかるお料理ですが、
ときには本格フランス料理に挑戦してみよう！
と思われる方は、どうぞ挑戦なさってみてくださいね。


かのいわのぴ～

桃は、「かのいわのぴ～」がもちろんおすすめでございます。

「こんなの作るの無理～」(*´д`*)ノ　と仰る方は、
三根のフランス料理店「シュ・クー」さんでどうぞお召し上がりくださいませ。
※メニューに関しては、お店へお問い合わせくださいね。

本日からの特売チラシはこちら。もうすぐ夏祭り！