シュトーレン(画像右側)
◎シュトーレンはドイツのクリスマス菓子で、「坑道」の意味。
クリスマスの4週間前から薄く切って食されます。
※坑道(こうどう)=地下につくられた道。特に、鉱山・炭山などの坑内の通路。
●用意するもの
ボール、泡立て器、木べら、スケッパー、ナイフ、はけ、ケーキクーラー、
クッキングシート、茶こし
●材料(4個分)
強力粉 200g
シナモン 小さじ1
ナツメグ 小さじ1/4
ドライイースト 小さじ1(3g)
砂糖 40g
塩 小さじ1/3
卵1個+牛乳 120~125ml
バター 50g
強力粉(手粉用) 大さじ1/2
[ミックスドライフルーツ]
レーズン 100g
オレンジピール 40g
ドレンチェリー 30g
A(ラム酒大さじ1/2 ブランデー大さじ1/2 グランマルニエ1/2)
クルミ 40g
スライスアーモンド
バター(仕上げ用) 20g
粉糖 大さじ3
●作り方
●ミックスドライフルーツ
(1)レーズンはぬるま湯でさっと洗い、水気をとる。
オレンジピール、ドレンチェリーは、5~6mm角に切る。
(2)ドライフルーツを混ぜ合わせ、Aを加えてフルーツ漬けを作る。
(3)クルミは7~8mm角に切る。
スライスアーモンドと共に、160℃のオーブンで7~8分焼く。
(4)(2)と(3)を混ぜ合わせ、4等分にする。
●生地作り
(5)ボールに強力粉、シナモン、ナツメグを合わせて、泡立て器でよく混ぜる。
(6)(5)にドライイースト、砂糖、塩を入れ、泡立て器で混ぜる。
(7)卵を溶きほぐし、36~38℃に温めた牛乳を加え、(6)に
生地の様子を見ながら混ぜていく。
生地がひとまとまりになるまで手でよく混ぜる。
(8)台の上に取り出す。
たたきつけたり、手のひらで押しつけたりして、なめえらかになるまでこねる。
(9)ボールに戻し、バターを2~3回に分けて加える。
生地がなじむまで手でよく混ぜる。
なじんだら再び台に取り出し、さらにこねる。
べたつきが落ちつき、生地につやが出るまで台にたたきつけるとよい。
(10)なめらかな面が表に出るように丸める。
裏側のとじ目をしっかり閉じ、ボールに戻し入れる。
●第1発酵
(11)生地が1.5~2倍にふくらむまで、約30分発酵させる。
(発酵器または湯を張ったボールにのせビニールをかける、
またはオーブンの発酵機能)
(12)フィンガーテスト(人差し指に手粉をつけて生地に差し込む)をし、
指穴がそのまま残れば、第1発酵は終了。
◎この記事は、「公開講座☆シュトーレン(2)」へ続きます。
※この記事は、10月25日に行われた「公開講座」の内容をお届けしています。
※「平成20年度 八丈高校公開講座 楽しい製パン講座」テキストより編集。
※画像は、八丈高校よりお借りしたものをこちらで加工、編集しています。