雀の手箱

折々の記録と墨彩画

絵付けのための試作

2010年01月11日 | 日々好日
 鉄釉での絵付けを試みるため、魯山人を手本に、椿や蟹を描いてみました。
 写しを試みると、魯山人の上手さがよくわかります。勢いと、手馴れた構成、省略の絞られたポイントは、一見無造作に見えて、よく計算されています。

 無心にこだわりを捨てて描く訓練にもなっています。

 魯山人の椿は一筆で描かれ、鉢一杯に咲き誇っていました。
 私の蟹は少し頼りなげです。


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