先日7月の例会の時、水の表現に迷うと表明したところ、それではというので筆を使っての溝引きを練習しようということになり、長筆2本の軸を輪ゴムで止め溝を作り、手に筆を2本持って一本は溝に当て、もう一本で線を、幅を変えて描いていく練習となりました。
各自のありあわせの濃淡の墨で溝引きを試みていると、声が掛かり、そこから絵を作るようにといわれました。
しばし眺めて、夏の海にこじつけました。
はじめから意図しないままの絵?は、逆に伸びやかで、面白いと勝手に自分を納得させています。みんな雨の風景や簾など楽しんでいました。
滝を登る鯉は、初めに出来上がりの計画をある程度持って線を引いたものです。
残った墨で渓流に鮎を釣る人を描いて遊んでみました。