雀の手箱

折々の記録と墨彩画

近づく夏

2014年05月07日 | 日々好日
 吉祥寺の藤まつりも終わり、博多のドンタクの松ばやしや、下関の先帝祭とも無縁に過ぎ、端午の節句の5日は、もう立夏でした。
 暦の上では夏に入っても、朝夕はまだ肌寒い日もあり、寒さに弱い夫はまだ暖房を使用しています。
 早朝の温度と昼間の気温とでは、20度もの開きがあり、昼間は汗ばむほどです。一日のうちに着替えが要るとは、まるで南米で暮らしていた時みたいだとつぶやいています。

 それでも緑は日増しに色を増し、雨上がりは殊に生き生きと輝いています。葉が逞しくなってきた柿の木や、柑橘類の木々では、虫たちの動きも活発になってきました。
 毎朝の落葉掻きもそろそろ終了することでしょう。

 こうした日々の中で、まだ会ったことはないのですが送られてくる曾孫の写真に、二人して相好を崩しています。一昨年結婚した孫に長子の元気な男子が誕生しました。




 今日の一枚は扇面の乾山の藤です。