雀の手箱

折々の記録と墨彩画

地域の秋祭り

2014年10月19日 | 雀の足跡
 あまりの好天に、居眠りばかりの夫を誘って、金山川のコスモスを見に出かけました。
 今日は日曜日で思いがけずコスモス祭りが開催されていました。午後も3時近くで人出も減ってはいましたが、それでもいつもとは違って賑わいを見せていました。
 桜の季節と、コスモスの季節にボランティアの方たちが丹精された花が見られます。川には屋形船が浮かび、カヌーの講習も行われていました。
テントの屋台はそろそろ片付けの時間で棚は空になっているものばかりでした。















 先週は、ぜひ見たいというブラジルからの来訪者と一緒に、一駅隣りの長崎街道の宿場としてかつて賑わった黒崎まで、秋の宿場祭りにも出かけました。その折のスナップです。
 大河ドラマ「官兵衛」の放映中とあって、例年の呼び物の黒田二十四騎も今年は元気があったようです。




会場の曲里の松並木 わずかに宿場の名残りをとどめています。



ステージに勢ぞろいした黒田二十四騎






見物の犬も侍のコスチュームです。


補注
長崎街道は小倉から長崎まで57里(約223.8km)あり、25の宿場が置かれていました。
江戸時代、日本で唯一、海外と交易を行っていた長崎から異国の文化や技術を伝える街道として重視されていました。
諸大名の参勤交代、長崎奉行やオランダ人の江戸往来に利用されただけでなく、多くの偉人や象などの動物も通ったと言われています。
祭りのテントで日ごろの姿が判然としないので、トップの写真と共にNHK北九州「ふるさと探訪」よりお借りしました。