師走に入って以来、時雨の日が続いていますが、今日は霰交じりの氷雨も降っていよいよ冬将軍のお出ましです。
手指の具合がだいぶ良くなってきたので、またやりたかったことを始めています。
必要に迫られてのミシン仕事や、繊細な表現の絵などなどです。
今日は山帰来に赤い実がついていたので切りとってきて、備前の鶴首に入れて写生しました。昔から毒消しとして知られていますが、試した人はいるのでしょうか。俳句では山帰来の花が春の季語のようです。淡い黄緑色の花をつけます。
カレンダーも最後の一枚となり、空調の風に揺れる姿に過ぎゆく年の哀愁を見ています。
今年は1月早々から、眼の2回の手術で入院を体験し、身に迫った「老い」を突き付けられた年でした。
山帰来はサルトリイバラのことで当地では5月の節句のころ、ガメギノ葉と呼んで、柏餅の柏の葉の代わりに使用します。