雀の手箱

折々の記録と墨彩画

今朝の庭

2014年12月09日 | 日々好日
 門まで新聞を取りに出たおり、足元の吹き溜まりにたくさんの「冬の便り」が届いているのに足を停めて、しばらく見つめていました。

 水仙もぽつぽつと灯りを点しはじめています。花八つ手はこれからが出番です。谷では藪椿も気配をみせていますし、乙女椿の蕾はうっすらとうす紅に染まっています。その隣では造化の妙をみせて、令法(りょうぶ)の葉は千変の彩りを作って、見事です。散りゆくものとこれから芽ぐみ花開くものと、引き継がれる季節の行き合いを見ました。