雀の手箱

折々の記録と墨彩画

クリスマス・イブの日

2014年12月24日 | 日々好日


 かつてキリスト教徒が圧倒的に多いブラジルに暮らしたので、クリスマスの季節になるとやはりそれを意識します。
 教会があると、そっと小さく十字をきる習慣は、もうすっかり忘れ去り、消滅していますが。クリスマスのミサに誘われて教会で過ごした時間を懐かしみます。

 ささやかにイブの日のしつらえをして、二人だけの、いつもとは違った「ハレ」の食卓を用意します。我が家には珍しいケーキも今日ばかりは登場します。ただし今では二人分を買ってきたものです。

 クリスマスが過ぎると待ったなしでお正月の準備です。この緊張感が一つの節目を構成しているようで、「年の名残り」を告げてくれます。
 ケーキを焼かず、ツリーも組まなくなって久しいのですが、今宵ばかりは蝋燭が登場します。友人たちもクリスチャンが多いので、Mary Xmasのカードが今年も届いています。

 昨日は造園業者が年末の手入れに来てくれて、紅葉を始め、大量の落ち葉を片づけてくれたので庭も見違えるようにきれいになりました。

 夕刻から雨になりましたが、山の方ではホワイトクリスマスの雪でしょう。