修二会としては東大寺のお水取りが有名ですが、薬師寺の修二会も、ご本尊にお供えされる10種の造花でいろどられた華やかなもので、花会式(ハナエシキ)と呼ばれて、奈良時代から絶えることなく続いているものです。
25日から始まった七日間の修二会は31日が最終日で、夜8時過ぎに始まる鬼追い式は勇壮なもので、燃えさかる松明を振りかざす鬼が大暴れします。
消防と警察が警護する中で賑やかに進行しますが、火の粉を浴びると厄除けになるというので大勢の信者や観光客が詰めかけます。折角この時期に来合わせたのだからと、出かけました。暗闇のなか、松明と篝火での明かりなので私のカメラでは撮影は不能ですから興味のおありの方は花会式にリンクしてご覧ください。
冒頭の画像はかつての薬師寺の姿です。薬師寺のホームページよりお借りしたものです。現在は東塔は解体復元作業が行われていて、覆屋の中です。 東塔も20年には落慶と告げられました。