ケアーマネージャーから電話で、「あなた方にふさわしいサービスの付いた高齢者向きの賃貸マンションがありますが、見学してみますか。」と言ってきました。
日ごろの暮らしぶりを見ていて、そろそろ限界かなと思ってのことでしょう。
博多の方が近い位置で、国道3号線からすぐの所、部屋は二人用は54㎡、収納スペースも多く、二部屋は収納の家具で仕切られていて、リハ・フィットネスセンターも隣接し、ジムや、25mのプールもしているとか。病院と隣接する建物は4階建て、オーナーはその総合病院だそうです。
いつかは、そうしたところに転居しなくては、今の場所で暮らし続けるのは難しくなるとはわかっていますが、突然そうした話が舞い込むと、考え込んでしまいます。
現在暮らしているこの家の始末が果たして1年くらいでつけられるものかどうか。
今の持ち物はすべて処分しなければならないでしょうし、62坪という広さの家で生活しているのとは根本から異なる暮らしでしょうから、その環境に慣れるのも、入院生活とはわけが違うだけによほどの覚悟が必要です。
それに経費のことも大きな問題です。余命をきっちり計算できるなら貯えの取崩しの目途も立つというものですが、月々30万円近い必要経費となると、その他の小遣いや、交際費、娯楽費も含めれば、二人の年金ではぎりぎりになります。自宅の300坪の土地が売れれば話は別ですが、公道に沿った平地ではないので簡単にはいかないでしょう。
たまたま訪ねてきた私の弟に話すと即座に反対されました。理由は「姉さんにはいいかもしれないけど、兄さんにはリハビリはともかく、ジムやプールなどのメリットはないのだし、年齢的にも狭い新たな環境に適応するのは無理」といわれてしまいました。
とりあえず一度見学に行ってみることにします。
自宅の門のところから70mほど下ったところにあった亡き姑と親しかった方の家が、無人となって、数年ほど空き家になっていました。以前,”虚しき時計”としてこのブログにUPしたことのある家です。今、庭も家屋も取り壊された更地が、2分割されて売りに出され、大きな家が2軒建設中です。その1軒おいたところもまた更地になって売り出されています。遠からぬ我が家の将来を見る思いで眺めています。



高齢者向けのビジネスが拡大傾向にあると言われていますが、やはりそうですか。
アメリカの映画にあったセレブ専用の豪華な施設を思い出しました。
正しく 贅沢そのもの。
経済学的には 需要が長期的に期待できる分野へ 大きな金が投入される、正しくこれですね。
少子化の時代、今はニーズがあっても 保育所の建設計画は遅々として・・・。
戸建のお家を売却して駅の近くのタワー・マンションへ転居される方も増えてきました。
古家の売却がすんだ人はともかく、売れずに固定資産税だけ納め続けるケースも。
庭の掃除もしないと、隣近所からクレームもあって大変。
ところで、外野席から人様の重要な選択に意見を挟むのを差し控える方がベターでしょうが。
どうしても 地が出る。お節介という批判は承知の上で・・・、
frankly、 I agree with your brother。
江戸城を追い出され普通の家にて暮らした篤姫さんは 40歳代だったから 環境変化に対応出来たのでしょう。
年老いて環境の激変は心の病の因になるリスクも・・。
建坪が広いと、お掃除が大変でしょうが、シルバー人材センターにお手伝い頼むと安上がりかも?
余ったお部屋は 女子大生の下宿に活用されるのも一策。
お屋敷に人間の声が増えると活気を取り戻します。
ブログで触れ合うも 多生の縁、失礼しました。
他人に気を使って暮らすのは嫌ですから、一人になったらその時の状況で判断することにします。今は介護に専念して日を送るほかありません。
週2回の、ヘルパーさんのプロの手際での掃除は、短時間で見事なものです。ありがたく援助していただいています。庭のほうは年間契約にしていますので、あまり心配せずに済んでいますが、それでも草取りは補充しなくては間に合わなくなります。
いろんな方たちの助けを借りてどうやら暮らしていけるこうした暮らしにもだいぶ慣れてきました。