雀の手箱

折々の記録と墨彩画

平成が終る日

2019年04月30日 | できごと
 本日で、ご譲位により年号が改まります。202年ぶりの出来事と報じられています。
 ご高齢による退位のご意思を表明された時以来この日が来ることはわかっていましたが、私は高齢という点では85歳の陛下よりさらに上なので、「令和」という次の年号を生きることになるとは予測していませんでした。
 民間から皇后さまを迎えられ、慣習と伝統の歴史の重圧の中で、文字どおり手を携えて、穏やかな中にも静かに凛とした自らの生き方を貫かれ、国民との間に、新しい皇室の象徴としての天皇の在り方を築かれていかれたことを尊いことに思います。厳粛な一連の儀式の報道に釘付けになっていました。

 ただ、政府方針での十連休には戸惑っています。偶然重なった、私のパソコンの代替わりの諸手続きが、そうでなくても暗中模索状態なのに、何かと手続きや作業にも滞りが出ます。庭の新緑に目を休めながらこの記事でWindows7からの投稿を終わります。新しい年号の次回からはWindows10からの投稿と思っていますが、さて、どうなりますか。




賢所大前の儀に向われる黄櫨染御袍の天皇 時事通信の画像より

 
岡湊神社のヒトツバタゴの樹

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2 コメント

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未知の単語 (渚一号)
2019-05-01 21:30:04
30年前 改元の因となったのは 昭和天皇のご崩御でしたが 聞きなれない 崩御を知る。
今日の改元でも 再び 単語を知る。弥栄=読み方が イヤサカ。
国語は難解と再認識した次第。

ところで ご崩御での改元時は いろんな行事があっても お祝い気分になれなかったが、今回の改元では
新たな元号の時代を期待し+祝う気分となり
ベターな方法だと思えるかな?

令=アの部分 マでもOKと 報道あったが
  見間違いでしょうか?
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非日常語 (ふくら雀)
2019-05-10 14:31:16
いただいたコメントにお返ししたのですが、何かのミスで表示になっていません。ごめんなさい。先ほど気がつきました。日がたっているので何を書いたか定かではありませんが、若い日の「いやさか!」という乾杯の音頭に驚いた思い出など記していたと思います。御代替わりでは、いろいろめづらしい古語の登場でわくわくします。お雛様の衣装でしか知らなかった黄櫨染御袍などテレビの恩恵に感動しています。(こうろぜんのごほう)
お尋ねの「令」のマは、別体です。跪く姿という漢字の成り立ちから言えばむしろこちらが先でしょうから当然使用して可です。
ブログのリニューアルも一苦労させられています。前のほうが慣れていたので。
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