雀の手箱

折々の記録と墨彩画

今月の作品から

2011年11月21日 | すずめの百踊り


剪定で引き落とされた枯れた零余子。



 このひと月、事が重なり、好きな墨彩に取り組む余裕もなく、慌ただしく過ごしてしまいました。
 雨の日を挟んで、予定が延びた庭木の剪定もやっと終わり、人の出入りもなくなって、気分転換にと道具を広げてはみたものの、気持ちが先に逸って思うように描けません。無理矢理にまとめた粗い作品ですが記念に記録することにしました。
 京の光景の幻想のつもりでしたが,まだ汚しが中途半端のようです。











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2 コメント

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錦秋 ()
2011-11-23 22:29:47
 枯れたるものの美しさ… 心の芯でみつめた作品ですね。人生の悲哀、領巾のような零余子の枯葉、見とれています。
 錦秋の紅葉山、京の幻想は意欲的です。塔の三枚はふくら雀さんならでは。筆の勢い、心のつよさ。さまざまに試されてコントラストが快い。 祇園精舎の鐘の声が届きます。

 墨画の愉しさを教えて頂きました。ありがとうございます。
 
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道半ば (ふくら雀)
2011-11-24 13:05:29
「心あまりて言葉たらず」の恥ずかしい道半ばの作品ですが、それなりの模索を記録しておきました。
思い切りが足りないのは迷いがあるからとわかってはいても、まだどこかで綺麗に描こうとしているのでしょう。
 それでも筆を執る時間は充足を感じられるのは幸せです。いつも励ましをありがとうございます。
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