師走に入って以来、時雨の日が続いていますが、今日は霰交じりの氷雨も降っていよいよ冬将軍のお出ましです。
手指の具合がだいぶ良くなってきたので、またやりたかったことを始めています。
必要に迫られてのミシン仕事や、繊細な表現の絵などなどです。
今日は山帰来に赤い実がついていたので切りとってきて、備前の鶴首に入れて写生しました。昔から毒消しとして知られていますが、試した人はいるのでしょうか。俳句では山帰来の花が春の季語のようです。淡い黄緑色の花をつけます。
カレンダーも最後の一枚となり、空調の風に揺れる姿に過ぎゆく年の哀愁を見ています。
今年は1月早々から、眼の2回の手術で入院を体験し、身に迫った「老い」を突き付けられた年でした。
山帰来はサルトリイバラのことで当地では5月の節句のころ、ガメギノ葉と呼んで、柏餅の柏の葉の代わりに使用します。
なんて素敵なのでしょう。 あこがれの植物です。
作品は繊細な表現で、 葉の一枚いちまいがそよ風に踊っている。 点々と、いじらしく赤い実の、配置も自然です。
細い蔓がからむ山帰来の絵はがきをいただく方はお幸せだなあとつくづく思います。
前々からプロの作品ですね。 拝見できてうれしいです、ありがとうございました。
山帰来お好きですか。嬉しいですね。私も二枚目が気に入っています。写真で見るとよく見えるのですよ。
夢のある物語を紡ぐ作品を作られる蛙さんには、憚りがあってお送りできませんでしたがそのうちに。
すこし具合がいいのに浮かれていましたが、昨日からまた「どっこいそうはいかぬぞ」とばかり不調を突き付けられて悩んでいます。
和泉式部さんか?娘さんか? 名作で疑惑を招いた事例をふと思い出しました。
高峰秀子さんがエッセイを書いた時も、ご主人の松山善三の作では?と疑われたとか。
アマチュアのゴルフでも 素晴らしいショットをする時があります、プロになったような錯覚を味わえるのです。
its 偶然性=所謂 マグレ。
偶然性のないお絵描きでのご精進 一つの壁を越えたと言う表現が適当か?分かりませんが、
ブレイクスルーの証となる記念作品でしょう。
絵画の素人がコメントするのは 可笑しい事 承知済みも、この作は 光が違う。
そう 輝きがある。自信を持って 発表しましょう。
でも、多分美しく描こうとする気持ちが透けて見えると評されるでしょう。例会にはまだ出席していませんが。
久しぶりに和泉式部を思い出させてくださいました。小式部内侍のような才は持ち合わせませんが、好きな道があることは老いの愉しみになります。まだ道は春kくぁに遠いのですが。
今一つの、古典への気楽な回帰もあることを思い出させてくださったことへもお礼申し上げます。
眼を痛めて以来活字からすっかり遠ざかっていました。
お裁縫ができるなんてすばらしいですね。 パソコンのせいで老眼が進み、 だいぶ前にミシンは孫にやってしまいました。 はずかしいです。