雀の手箱

折々の記録と墨彩画

初秋点景

2009年09月01日 | すずめの百踊り
 衆議院選挙も事前の予測報道のとおりの大変動で終わり、月も変わったので、夏の間書き溜めたものを整理しました。
 もう少し季節が進むとまた、画いてみたいものもあるのですが今は雀に取り組んでいます。写実的に画くと、墨だけの表現では小さな他の鳥と区別がつきかねる仕儀で、次第に特徴を強調してパターン化しています。
 どうやら、足を強く大きく書くことがポイントになりそうです。そのうちふくら雀の雀のパターンが決まってくることでしょう。
 廃棄をためらったものの中から3枚をクリックでUPします。

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4 コメント

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芸術の秋、到来。 (雪月花)
2009-09-02 12:53:38
ふくら雀さま、こんにちは。台風が去っても雨まじりの日のつづく東京です。選挙騒動の中、ひと山めの仕事を片づけまして、しばらくぶりにパソコンの前でくつろいでいます。

拝見するたび、ますます筆達者なごようすに敬服します。「残暑お見舞い」の風鈴がよいですね、とくに好きです。桔梗色の風が吹いているようです ^^ こちらは今週末に「秋桜」を描く予定ですが、「氷」で果たせなかった涼風をよびこめるかどうか、あやしいものです。

芸術の秋到来で楽しみな企画展が目白押しなのですが、今月の連休に休暇をとる方の分の仕事がまわってきて、スケジュールが埋まってしまいました(泣 それでもなんとか、息抜きと言って出かけたいものです。11月には、こちらでも鏑木清方の美人画展があります。

新型インフルエンザには、のちのちのためにも、弱性の今のうちにかかっておいたほうがよい、という専門家がいます。ほんとうでしょうか。それならと、すすんでインフルエンザにかかりたいとはさすがに思いませんけど‥ ご自愛くださいますように。ふたつめと三つめの山を越えましたら、またうかがいます。有難うございました。
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盛り沢山の企画展 (ふくら雀)
2009-09-02 21:58:17
一極集中の東京では、ラリック、ゴーギャン、オルセーのパリのアールヌーヴォーと選択しなくては目が回りますね。羨ましき限りですが、欲深の私は、在住していたら、自分を見失って、消化不良を起すだろうと、これは妬ましさからの負け惜しみです。
速水御舟は見てみたい想いがありますが・・・・MIHOの秋の企画展、若冲ワールドを誘われています。ただいま思案中です。何分にも不便なところですから。
「また琳派?」という声が聞こえてきそうで気後れしているところです。

新型インフルエンザは年寄りには遠慮すると聞いていたのですが、どうも間違い情報のようで、警戒したほうがよさそうなので、出かけたときは、手洗いとうがいを心掛けています。

雪月花さんの伸びやかな上品な画風は最近は線に迷いがなくなって、これからが楽しみですね。
ブログには手の込んだ料理の挑戦で丹精されていらっしゃいますが、甘党の方のレシピには面倒そうと手がでないでいます。もっぱら眼福のほうで想像しています。
秋風が吹き始めたとはいえ、お仕事と重なって季節の変わり目は体調をくずしがちです。お大事なさってください。
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筆の冴え ()
2009-09-03 22:12:19
ふくら雀さん こんばんは
 雪月花さんが仰るとおり ますます盛んな筆の冴え。しかも、たのしく描いていらっしゃる。

 捨?小舟 砂浜の切り方や空の処理もみごとです。斬新な風が吹いている。はるかな島影、寄せくる波… 物語りを一曲、会心作です。

 絵は、先日出会ったばかりのジンジャー、あの爽やかな香りを伝えています。
 藤袴も本質を捉えてよい匂い、鼻歌も聞こえました。

 培われた素養が、開花しているのですね。心底うらやましく存じます。ありがとうございました。 
          ・・・怠け者の蛙より
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捨て小舟 (ふくら雀)
2009-09-04 07:07:31
衆議院選挙の終わった日に画いた廃船で、まだ完成ではありませんね。波が特に拙いようです。
絵で語る物語と流れる風を心掛けていますが、結果は想いの半ばも表現できません。
白のジンジャーは、蛙さんの写真に誘われて、そういえばと草叢のなかからの香りに、初めて取り上げてみたものです。ありがとうございました。
母の形見の、何でも昭憲皇太后お手植えの流れを引くものとかです???片隅で細々命脈を保っています。何分にもかさばるので伐採されてしまって。
今年は柿、カボスが豊作です。柿はうっすらと黄色みがついてきました。
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