雀の手箱

折々の記録と墨彩画

秋の深まり

2018年11月18日 | すずめの百踊り
 リハビリに通う道筋の銀杏並木も、日を追って黄金の葉も疎らになって枝が目立つようになりました。
 とることが出来なくなった我が家の柿は、小鳥たちがあらかた啄んでくれましたが、初めて知った発見がありました。小鳥はかなりの美食家です。しかも、他の鳥が一口でも嘴を入れた食べ残しは見向きもしないということです。
 亡き妹が好んだツワブキも黄色の鮮やかな花が、少し反り身になって芯に茶色が雑じるようになってきました。

 右手が上がり難くなり、なんとなく気分がすぐれず、絵筆を執るのも億劫で、描いたものも気に入らず反故にすることが多くなっています。
 一人暮らしで、緊張感が欠如しがちな暮らしの所為かと思うのですが、注射に出掛けた整形外科の先生は「お齢ですから」こうした状況は注射とリハビリで宥めながらゆくしかないという判断でした。「もう少し若ければ手術をお勧めしますが」とも言われました。
 現状維持で、辛抱するほかはなさそうです。90年近く使っていれば、もはや耐久年数も切れていることだし、こんなものでしょう。
 ともあれ、近作を少しばかりお届けして生存証明とします。













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2 コメント

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Unknown (慎吾)
2018-11-24 16:26:04
急に朝晩寒くなりました。広い家なので寒く感じるでしょうね。お体くれぐれもご自愛ください😁
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怖れています (ふくら雀)
2018-11-25 09:06:57
優しいお心遣いに感謝しています。最近、痛みを抱え思考がどうも暗い方向に向きがちで、漢字が出てこなくなったり、日常使っていた道具の名前が浮かばないなど、不安材料が増えてきて、怖い病気を案じています。
「私でもそんなだから」と、娘に慰められますが、一人暮らしを続けられなくなったらと怖れています。
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