雀の手箱

折々の記録と墨彩画

有田やきもの紀行 その2

2014年10月12日 | 雀の足跡







 次の日9日も、汗ばむほどの好天にめぐまれ、有田を目指しました。ここでは陶器市などの時は大変な人出となるのですが、イベントの無い時は町じゅうひっそりと静まっています。

 一目瞭然で「有田」を効率よく理解できるという弟の推薦で、九州陶磁文化館に行きました。
 特別企画展「白き黄金」―有田・伊万里・武雄。嬉野の陶器の美と技―が開催されていて、海外からの見学者のグループも来館されていました。
ここには私の好きな柴田夫妻コレクションが展示されています。寄贈された江戸時代の有田磁器の変遷の歴史も学べます。(およそ1000点)
ここ九州陶磁文化館は、今もすべてが無料でした。

 帰途は伊万里を経由して、唐津から虹の松原を通って博多を経て帰りました。2時間半の行程です。




古い窯跡から発掘された陶片



輸出用に焼かれた装飾用の焼き物



技法の解説板の一部



からくり時計1時間ごとに開いてオルゴールが鳴り人形が現れる



開いた時計

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
青磁の世界 (ふくら雀)
2014-10-13 17:15:35
青磁のいま―特別展をお喜びいただけて本望です。その上、嶺男に目をとめられるとは。この上ありません。弟にも伝えます。
きっと喜ぶと思います。

私は萩に巡回するのを待って見に行くつもりですから、大分後になると思います。点数は少ないと聞いていますが、多ければいいというものでもないでしょうから。

有田は近いので何度も出かけていますが、やはり時代とともに少しづつ変貌するようです。
今回は観光案内のようなものでしたが、思いがけない特別展に遭遇しました。
返信する
白き黄金 ()
2014-10-13 11:06:12
ふくら雀さん おかげさまの青磁鑑賞、ほんとうにありがとうございました。 久々に伺うと今度は有田、専門家のご案内つきで、羨ましいことです。
ご教示はうれしく、時間をかけて拝見します。

 台風に注意して どうぞ秋のお楽しみを。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。