

次の日9日も、汗ばむほどの好天にめぐまれ、有田を目指しました。ここでは陶器市などの時は大変な人出となるのですが、イベントの無い時は町じゅうひっそりと静まっています。
一目瞭然で「有田」を効率よく理解できるという弟の推薦で、九州陶磁文化館に行きました。
特別企画展「白き黄金」―有田・伊万里・武雄。嬉野の陶器の美と技―が開催されていて、海外からの見学者のグループも来館されていました。
ここには私の好きな柴田夫妻コレクションが展示されています。寄贈された江戸時代の有田磁器の変遷の歴史も学べます。(およそ1000点)
ここ九州陶磁文化館は、今もすべてが無料でした。
帰途は伊万里を経由して、唐津から虹の松原を通って博多を経て帰りました。2時間半の行程です。

古い窯跡から発掘された陶片

輸出用に焼かれた装飾用の焼き物

技法の解説板の一部

からくり時計1時間ごとに開いてオルゴールが鳴り人形が現れる

開いた時計
きっと喜ぶと思います。
私は萩に巡回するのを待って見に行くつもりですから、大分後になると思います。点数は少ないと聞いていますが、多ければいいというものでもないでしょうから。
有田は近いので何度も出かけていますが、やはり時代とともに少しづつ変貌するようです。
今回は観光案内のようなものでしたが、思いがけない特別展に遭遇しました。
ご教示はうれしく、時間をかけて拝見します。
台風に注意して どうぞ秋のお楽しみを。