復元作業が続いていた大極殿正門が1300年祭にあわせて完成し、春以来のイベントの衛士たちによる「開門の儀」の再現が、今日(6日)で終了だから、見て行くようにと勧められて、朱雀門から入場して広場の群集の一人となりました。
奈良に人出が多い理由の一つがこのイベントを含めた平城遷都1300年祭です。さまざまな記念の行事のなかで、秘仏の公開に劣らず人気のある行事で、観光バスも朝9時というのにもう沢山到着していました。
左手の広場の一角には遣唐使船も復元されていて、鑑真和上や、「天平の甍」の世界にタイム・スリップさせます。
この大極殿内で繰り広げられた政治権力の抗争のさまざまを甦らせながら、直ぐに始まった、長閑な学生アルバイトとみえる若い平成の衛士たちによる最後の開門の儀を20分近く見物していました。
朱雀門より望遠
開門に向う衛士たち
開扉された正門