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しゃかりきmurasaki@京都タワーサンド:「素」豚骨割り
この日、午後からの業務で京都市内を移動。合間にタワーサンドのムラサキへ。ここんとこ最近は「しゃかりき」代表、梶さんが平日昼間の麺場に立っていることが多いらしく、この日も狙った通りに彼がいた。
メニューを見て、この前初めて訪れた時には「座」をいただいたことだし、
今回は「素」でシンプルにいただくことにして、
さらにスープに「豚骨割り」を追加することにした。こういう注文ができるようになっている、というのもアリガタイことである。
そして、(今回は注文しなかたけど)トッピングも単品をお好みで注文できるようになっているのもアリガタイことである。
今回訪れてみて、あらためて気付いたこと。ムラサキでは麺茹でにテボは使わず、湯に泳がせて平ザルで取るやり方なのだ。あれ?千丸しゃかりきとか一乗寺ブギーもそうだったっけ?それはともかく、梶さん曰く、「ボクの修業先はもともと平ザルだったんですよー。」とのこと。
そして出来上がってきた「素」豚骨割り。
おお、スープの左右で色合いが違う!こんなのは初めてだ。どうやったらこんなふうにできるのだろう?
左側の鶏煮干しな清湯は前回味わった「座」のソレ。そこに加えて組み合わさる豚骨スープの濃醇は二つのスープが入り交じってしまう前に味わってみるとタレ風味のない純粋な豚骨出汁状態。コレがなかなか面白い。また、あえて具を載せずに「素」を選ぶことでスープの色合いがより引き立って見えることにもなる。麺を啜りこみながら食べ進むうちに二つのスープは鉢の中でやがて入り混じってしまうのは仕方がない。そしてスープは入り混じった結果、鶏煮干しの醤油スープと、豚骨がいい感じに同居した結果、千丸しゃかりき(本店)の豚骨煮干しのラーメンとはやはり一味違った印象になる。
今回の「素」の豚骨割り、なかなか面白く仕上がった一杯だった。
京都千丸 しゃかりき むらさき (ラーメン / 京都駅、七条駅、五条駅(京都市営))
昼総合点★★★★☆ 4.5
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