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元祖十文字中華そばマルタマ@秋田県横手市十文字町佐賀会上沖田:中華そば【2023ナツタビ#17】
湯沢市稲庭町の「佐藤養助総本店」からおよそ20分で14kmちょっとを走って横手市十文字町へ。横手市といえば「横手焼きそば」も有名で、かつて関西望麺会に横手市長さんがそのアピールのためにお越しになられ、名刺交換をしたこともあったっけ。その横手市には「横手焼きそば」とは双璧をなす「十文字中華そば」がある。さて、どんなものなのだろうか。駐車場は画像に見えるように、店舗の前と、店舗側面に20台分がある。店舗前は出入りが少し窮屈そうなのと、キャンピングカーだと高さが気になるのもあって、側面の方に駐めた。普通の車でも側面の方がきっと楽だと思う。
入店すると「食券をお求め下さい。」の吊り看板が。しかし、イマドキのラーメン店によくある券売機はない。前金制で、先にお金を支払い、小さなバインダーに挟まれたレシートを受け取る。そのレシートが食券になるというシステム。
メニュー表はこの通り。「中華そば」の他、サッポロラーメンとか中国ラーメンとかたぬき中華そばとかナンデスカソレハ的メニューも気にはなる所だが、初訪なので中華そば五〇〇円を注文することにした。
メニュー裏面の「夏メニュー」も気になるねー。なんでか、ピンボケになっちまったけど。
ということで、コレが「食券」になるワケね。
メニューは店頭に短冊で表示してもあった。こちらの方には「焼肉中華そば」や「たぬき中華そば」といった変化球メニューの記載はない。
そんなこんな、店内観察しているうちに出来上がってきました、マルタマの中華そば。
スープは、油分が無いに等しいが和の出汁が効いており、ポソポソの平打ち細縮れ麺(無かんすい?)の食感はとても軽い。おやつ感覚でイケるやつ。
冷静に考えてみれば、油分ほとんどない&和出汁だけ&たぶん無かんすいの麺 なのに、ちゃんと中華そばなのは、ある意味スゴイ?
冷静に考えてみれば、油分ほとんどない&和出汁だけ&たぶん無かんすいの麺 なのに、ちゃんと中華そばなのは、ある意味スゴイ?
海苔、メンマ、ネギ、かまぼこ、チャーシュー、そしてスープをたっぷし吸った焼麩がいいじゃありませんか。そうかぁコレが「十文字の中華そば」なのかぁ...。超あっさりがこのようにうまいのかぁ...と、しみじみ実感。食べに来ることができて良かった!機会があれば、リピートはアリだね!変化球メニューも気になるし!
このお店、歴史的なことは公式HPに書かれているが、創業は昭和10年(1935年)だそうで、2023年の今、創業88年となる。また、当時の十文字町に住んでいた中国人から製麺の技術を習い、自分たちで考案した和風スープを合わせて提供したのが十文字中華そばの始まりとも書いている。ちなみに、京都の「新福菜館」は昭和13年(1938年)に京都駅付近で中国浙江省出身の徐永俤が始めた屋台が発祥らしいので、十文字のマルタマの方が先輩ってことになるのかな?それはともかく、同じ「中華そば」でも、そのナカミは全然違うモノだよなぁ!と実感した次第。
元祖十文字中華そば マルタマ (ラーメン / 十文字駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
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