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ラーメン軍団@一乗寺:重厚ラーメン

以前に食べた「重厚ラーメン」は今年の2月、お店が開店してまもなくの頃だった。
今年2月のデビュー当時から、濃厚なラーメンを出すお店が多い一乗寺の中にあって、最もずっしりとした濃厚スープを目指していた重厚ラーメン。
ところで、この国に住まう者の国語力低下は、ラーメン軍団にも現れているらしく、この商品を指して「じゅうあつラーメン」と注文する客の多さに、店主石田氏は一時メニューにひらがなのルビを振っていたそうだが、このたび「重厚つけ麺」のレギュラーメニュー化に伴い、ルビを無くしたところ、再び「じゅうあつラーメン」と呼ばれる確率は高まったそうである。
余談はさておき、重厚ラーメンである。
月旧一氏によると、このラーメンは今年の4月~GWあたりに劇的な改善をみたそうである。
恥ずかしながら、黒いラーメン鉢の現行バージョンになってから食べる重厚ラーメンは、今回が初。「ネギ多い目」でオーダーした。

結論。「相手を押し倒してでも喰いにいくべし」(意味不明)

まず、その濃厚さの度合い。無鉄砲のとんこつに迫ろうとするほどの高粘度であり、麺をハシで持ち上げるとスープがねっとりとまとわりついてくる。

初期バージョンでは、麺が直球勝負しているような印象を持ったことを、私は自分のサイトで書いているが、現行バージョンはそんな違和感を感じさせることなく、麺とスープがよく馴染んでいる。
また、初期バージョンでは、チャーシューに特有の醤油と豚肉が合わさった少しクセの強い匂いがあり、もう少ししっとり感が欲しかったところだったが、現行ではその点も改善され、麺、スープとの相性が良くなっている。

オプションの味玉もトロトロの黄身は透明感のある深い橙を讃えて艶っぽく色を添え「アジタマのひととき」を堪能させてくれる。

また、超濃厚な高粘度スープでありながら、脂のしつこさを感じさせないものこのラーメンの持ち味だろう。
店主石田氏に聞いたところでは、開店してから今までに、この高粘度スープを安定的に供給するコツを確実に会得してきているようであった。
「こってり」さでは最上級でありながら、「ぎっとり」ではないので、超濃厚スープのラーメンでありながらわりとサラッと食べてしまえる(とはいえ、このへんは食べ手によって個人差が大きい所であるとは思うが)。

いずれにしても、青白い鉢で出していた初期バージョンとは格段に進化を遂げていることを確かめた次第。味玉等のオプションをつけなければ、これが600円で味わえるというのは今時うれしい話でもある。

ちなみに年末の営業は12月30日までの予定。(12月31日はどうしよっかな~とのことだった)
新年は4日から営業開始とのこと。


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