とんかつ朋「らーめん朋」本部 男山店

お店の前の道を通り過ぎることは何度もあった。「とんかつ朋」と名のるように、このお店は当然トンカツのお店。だから、上の画像のように、お店の前にたとえ「とんかつらーめん」という字があるのも知ってはいたが、何だかまっとうな感じがしなかったので、また外から見る限り何となく敷居の高そうなイメージもあって長い間訪れなかったお店だった。
しかしそれは思いこみだった。あるラーメンサイトでここの「ちゃんとした」ラーメンが堂々と紹介されているのを見たときはちょっと驚きだった。
白熱灯の薄暗い照明にジャズの流れる店内。いわゆるラーメン屋さんのイメージとはずいぶん違うムードだが、落ち着いた感じが漂う。厨房はホールと完全に区切られており全く見ることは出来ない。畳敷きの小上がり席が2テーブルあり、その一つには「御予約席」の札が置かれていた。

また、卓上のメニューも「御献立」と書かれており、各種トンカツ、えびフライ等に続いて「名物」らーめん600円、ミニらーめん400円、とんかつらーめん900円、チャーシューめん900円、特大チャーシューめん1200円、らーめん定食(らーめん+ミニかつ+ライス)800円、とラーメンメニューが続く。
普通のラーメンを食したが、具にはモヤシ、ネギと大ぶりのモモ肉チャーシュー。少し粘度を伴う半透明の醤油味スープは弾力感のある細め縮れ麺と相まってしっかりした豚骨の旨味を楽しめる。ラーメンと一緒にニラの豆板醤(だと思う)漬けが提供されるされるのでお好みで味を変化させよう。定食につくミニかつも専門店ならではのおいしいトンカツがつく。やはり地元に人はよく知っているようで、お昼時は落ち着いたムードの店内がかなり賑わっていた。
このお店、各テーブルには電動スリごまマシンが置かれている。お昼時、満員の店内ではとんかつなりラーメンなりがお客に提供されるたび、あちこちからチュイーン、ウィーンと電動スリごまマシンがうなりを上げるのが面白い。
大阪府茨木市の「らーめん朋」はこのお店と姉妹店の関係のようだ。なるほどね。
(2002.12)

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ラーメン大王... らぁめんたか... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。