食べ歩きマップURL
http://tabelog.com/rvwr/000312672/rvwmap/0/0/
t_cognac's weblog
麺屋横手@奈良市北之庄町(帯解):塩ラーメン

橿原市からの帰り道、国道24号BPからシャープの工場前をかすめてJR奈良駅の方に向かう県道754線を北上。道沿いにはあの「がむしゃら(時々、豚の骨)」や「十兵衛」をはじめ、数多くのラーメン店が立ち並ぶ。そんな県道754線沿いに、この1月に新店がオープンしているとのハナシを聞いていたので、寄ってみた。あ、上の画像はその後に通りかかった平城宮跡ね。


店先にもクルマ一台くらいなら置けそうな広さがあるが、駐車場は県道からお店の東奥に入ったところに5台分が確保してある。外待ち用のベンチもあるが、午後を少し過ぎた遅めの時間だったこともあって、待たずにカウンター席に通してもらった。


メニューは塩・しょうゆ・みそ、と、三味による古典的構成。つけ麺の設定もあるが、これは夏季限定としている。
このお店、かつて奈良の京終(きょうばて)で多くのファンを掴みながらも、諸般の都合で高知県に移転した塩ラーメンの名店「いごっそ」の味が、この度ご当地奈良で再び味わえるようになったというお店と聞いていた。
だから、注文は迷わず「塩ラーメン」。

このお店、かつて奈良の京終(きょうばて)で多くのファンを掴みながらも、諸般の都合で高知県に移転した塩ラーメンの名店「いごっそ」の味が、この度ご当地奈良で再び味わえるようになったというお店と聞いていた。
だから、注文は迷わず「塩ラーメン」。

カウンター席から厨房のむこうに、鶏ガラ、丸ごとのキャベツ等をタップリと入れ、静かに煮込まれているスープ用寸胴の姿が見える。


テーブルには、個包装の「タナカのふりかけ」が置いてあるのが珍しい。ライスを注文したお客への無料サービスのようだ。


注文の塩ラーメン到着。タマゴは半熟がまるで当たり前のようになっている最近にあって、デフォルトで固ゆでのタマゴがのるのは却って新鮮に見える。たっぷりのシャキシャキ生モヤシ、これまたタップリ盛ってくれる小口切りの青ネギ。そして、昭和を感じる古典的超アッサリの清湯スープ。淡麗で、さっぱりとしていながら、鶏と野菜の静かに煮出した旨味はきちんと感じ取ることの出来る深味のある味わい。コリャ美味い。もし、デフォルトのスープに油分の物足りなさを感じるようなら、プラス50円でバターのトッピングを追加すればいいだろう。



豚バラスライスのチャーシューは最初にラーメンが出てきたとき、モヤシの下に隠れていてあまり存在感はないので1・2枚入っているだけだろうと思っていたら、麺とモヤシの間から後から後からタップリと現れてくる。スープと馴染んだスライスのしっとりとした食感で美味い。

麺は...これもまたクラシカルな多加水気味のストレート中細麺。幾分ヤワ目。
最近のマニアックな視点で注目されがちな、明確な食感を主張してくるようなものではないが、こういうラーメンだからこそ、古典的な少しユルイ感じの麺である方がしっくり来るのかも知れない。

最近のマニアックな視点で注目されがちな、明確な食感を主張してくるようなものではないが、こういうラーメンだからこそ、古典的な少しユルイ感じの麺である方がしっくり来るのかも知れない。

途中から、テーブルにあった柚子胡椒をスープに少し足して、変化をつけて楽しむ。この柚子胡椒もまたお店こだわりの品だそうな。
かつての「いごっそ」ファンだった方にとっては、このお店が奈良市内にオープンしたことはまさに朗報であろう。実際、この日の店内も、実に嬉々として懐かしそうにラーメンを啜る多くのお客で賑わっていた。
私自身としては京終時代の「いごっそ」の味を知るものではないが、クラシカルな作りのシンプルな清湯が味わいたくなるときには、今後もきっとこのお店に足が向くことになると思う。
かつての「いごっそ」ファンだった方にとっては、このお店が奈良市内にオープンしたことはまさに朗報であろう。実際、この日の店内も、実に嬉々として懐かしそうにラーメンを啜る多くのお客で賑わっていた。
私自身としては京終時代の「いごっそ」の味を知るものではないが、クラシカルな作りのシンプルな清湯が味わいたくなるときには、今後もきっとこのお店に足が向くことになると思う。
にほんブログ村 ← ランキング参加実験中。ワンクリックのご協力をゼヒ!
【麺屋横手】
11:30~14:30 17:30~22:00(L.O.21:30)
月曜日定休
090-2704-3951
奈良県奈良市北之庄町8-17
P:あり(店舗東奥に5台分)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 心ゝ和(cocow... | 【画像なし】2... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |