中華そば ほそかわ@城陽市寺田:中華そば(並)と、ごはん。

昼にあんまりゆっくりしている時間がなくて、サッと行ってピャッと食ってと、テンポよく過ごしたいときがある。けど、ちゃんと美味しいラーメンをいただきたい。そういったとき、このお店は自分の現環境において、理想的な位置にある。駐車場に困ることは、まずない。満席になっていることはたまにあるが、外待ちの行列になるほどに混雑している様子を見たことはない。時間を有効に使うには、実にありがたい存在である。
この日見たメニュー表。二桁目のゼロのところだけが何故か白地になっている。この姿は初めて見るが、どういうことだろうかと思いつつ、ラーメン(並)のカタネギヲとライス(小)を注文。
さらに、ふと見ると、4月からは各ラーメンとも50円値上げする旨のお知らせが掲示してあった。二桁目ゼロの白地は、そこを剥がせば「5」の数字になるように予めしてあるということと知った。今の御時世、この程度の値上げは、まあいたしかたなしだろう。
さーて、やって来ました「中華そばほそかわ」の「ラーメン並」。
ご注意ください。「ラーメンほそかわ」の「中華そば並」ではないのですよ。
そしてライスには必ず大根のお新香が付いてくる。このお新香が、またヨロシイんですわ。
長年使い込まれて縁の装飾が色落ちしたラーメン鉢に、京都ならではの古典的な鶏ガラ背脂醤油の、デフォルトで一味のピリ辛をある程度効かせたスープ。たっぷり目の青ネギ。そして京都市右京区西京極の有限会社福建製の、幾分カタメに茹でられた低加水ストレート中細麺。こうしたビジュアルのラーメンは一大チェーンの来来亭でも、まあ食べることが出来るのだが、ワタシはやはり、このお店の大将がきちんと作ってくれる一杯が愛おしい。大将がラーメン鉢に背脂と落とし入れる時のカンカンという音、まるで昭和時代の邦画のようなムードの店内(開店したのは平成だけど)。カウンター席の前で刻まれる青ネギの瑞々しい姿。それらも含めて、愛おしい。また来まーす。


ほそかわ 城陽店ラーメン / 城陽駅寺田駅
昼総合点★★★★ 4.5

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