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香港屋台ラーメン蔵@JR城陽駅前
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2002年 4月20日、JR城陽駅前のパチンコ店「デ・ルーサ」内飲食店スペースに新規開店した。この場所は以前、中華そば一平の城陽店として営業していたところで、JR城陽駅からは一番近いラーメン屋さん。メニューとしては、「豚バラからスープをとった」という普通のラーメン500円と、名物香港屋台ラーメン600円のほか、豚丼という丼ものなどがある。最初はやはり看板商品を、ということで、香港屋台ラーメンを検食。釉薬の光沢がある黒一色で、かなり背の高いドンブリに具はオリジナルのワンタンと刻みネギ。麺は非常にユニークなもので、お店の方は「平太(ひらぶと)の麺」と言っていたが、幅は5mm位でかなり薄い独特の麺だ。スープもこれまた、ダシの基本材料はエビからとったものだという。麺やスープ材のエビ、具のワンタンはすべて、その名の通り、香港から輸入されたものを神戸の中華街から仕入れているとのこと。 魚系というより、本当にエビのダシそのものなのだが、海鮮系特有の臭みは全くなく、なかなか上品な味わい。麺の方は、この国に住む多くの人が麺料理に求めたがる「コシ」はあまりなく、語弊がある表現かもしれないが、ズズっとすすったとき、チキンラーメンに似た食感があった。具のワンタンは餡が大きく、食べ応えのあるもの。ほんのり黄色い皮もユニークだ。 食べたあと、私たちが普通に脳裏に思い描くラーメンとはずいぶんかけ離れたラーメンであるため、元来「ラーメンとは日本食である」と私は思っているのだが、この香港屋台ラーメンについてはその概念の範疇を越えた麺料理と思って食した方がよいと思う。
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後日、ラーメン(500円)も検食した。「香港屋台ラーメン」は黒のドンブリだが、(普通の)ラーメンは白無地の、普通のドンブリにアッサリした醤油味の透き通ったスープ。お店の方が「豚肉からとった」というスープは、肉ダシが前面に出ているタイプではなく、香港屋台ラーメン同様、エビのダシだと思われる海系ダシ汁の風味とのバランスで成り立っている。
具はネギ、メンマ、味玉、チャーシュー。この味玉、一見すると、とりわけ手の込んだモノではないように見えるが、箸でほぐしながらスープと絡めて食べてみると、あっさりスープの味と非常にマッチしていてことのほか美味しかった。チャーシューは久御山の「めんあん」のそれに似た周囲が食紅でほんのり色付けされた焼き豚タイプ。
麺はかなり細く、縮れたもの。「香港屋台.....」の薄いフェトチーネのような平べったい麺もそうだったのだが、こちらの細麺もなんだかチキンラーメンに似た食感で、食べているウチにも麺がノビてくる感がある。「どのお店に行っても同じ様な麺」が多い京都としては個性があって良いのかもしれないが。
全体的に、あっさりと軽い味で、ちょっと小腹が空いたときにおやつ感覚で食べるには良いだろう。
しかし、コレ一杯で昼食なり夕食なりを完結するには物足りないかもしれない。もっともお店にはご飯モノと、おかずとしての一品メニューもなかなか魅力的なので、ラーメンプラスアルファの注文がお店のねらいなのかも?
いずれにしても、「京都ラーメン」に共通する価値観とはまた違ったところのラーメンだと思う。
具はネギ、メンマ、味玉、チャーシュー。この味玉、一見すると、とりわけ手の込んだモノではないように見えるが、箸でほぐしながらスープと絡めて食べてみると、あっさりスープの味と非常にマッチしていてことのほか美味しかった。チャーシューは久御山の「めんあん」のそれに似た周囲が食紅でほんのり色付けされた焼き豚タイプ。
麺はかなり細く、縮れたもの。「香港屋台.....」の薄いフェトチーネのような平べったい麺もそうだったのだが、こちらの細麺もなんだかチキンラーメンに似た食感で、食べているウチにも麺がノビてくる感がある。「どのお店に行っても同じ様な麺」が多い京都としては個性があって良いのかもしれないが。
全体的に、あっさりと軽い味で、ちょっと小腹が空いたときにおやつ感覚で食べるには良いだろう。
しかし、コレ一杯で昼食なり夕食なりを完結するには物足りないかもしれない。もっともお店にはご飯モノと、おかずとしての一品メニューもなかなか魅力的なので、ラーメンプラスアルファの注文がお店のねらいなのかも?
いずれにしても、「京都ラーメン」に共通する価値観とはまた違ったところのラーメンだと思う。
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