食べ歩きマップURL
http://tabelog.com/rvwr/000312672/rvwmap/0/0/
t_cognac's weblog
この夏のオススメ麺

「おいけらーめんさまた」の湯葉冷麺。
本日、「京都ラーメンマップ」の武内氏、タイ旅行のサイト管理人だが実は京都ラーメン協議会員のミスターひび、そしてこの日初対面の「京都ラーメン膝栗毛」の管理人、at_you_see氏とオフラインミーティング。
中金製麺のノーマルな麺とワカメを練り込んだ緑の麺の色合いが美しい。あえて冷麺用の麺を使わず普通の中華麺を冷水でシメたものだそうだが、その細めんの見事なコシが、啜ってとても心地よい。冷麺らしく酸味をもつ味付けだが、尖った酸味でではなく、巧みにダシの旨味とバランスどりされた味付け。具の鴨ロースも贅沢だが、さらに三ッ葉に隠れて中に椎茸と筍の煮物を仕込んだくみ上げ湯葉をさらに干し湯葉でくるんだ組み合わせ湯葉が楽しい。彩りのよさもさることながら、全体に上品な味付けの中に、趣向を凝らした具の組み合わせにちょっと驚いてしまった。 一杯1000円は高価ではあるが、値段分の価値は十分に感じる事が出来る逸品。 あまりに手のかかるメニューなので、この日確かめたところでは一日5、6食分ぐらいした用意できないとのことだが、これを狙って食べに行く価値は十分にある。 「千丸しゃかりき」の「冷やしラーメン」も今年の感動的な夏メニューだが、「おいけラーメンさまた」のこの湯葉冷麺も見逃せない逸品。 はっきり言って早いもん勝ちだが、狙って食べに行くだけの値打ちはある。 なお、営業的には非常に厳しい状態にあるとお店自ら公表している「おいけらーめんさまた」であるが、これだけのメニューを提供できる力のあるお店が。このまま閉店ということにはなってほしくない。 しかし、それを決めるのは食べに行った人である。

また、このお店の基本のらーめんである「おいけらーめん」は、趣向を凝らしたダシの奥行き感や炙りチャーシューに独自のタレを少したらしていたりと、開店当初に一度食べてみた時の印象よりも充実したものになっていると思う。

私の横で武内さんが食べた「野菜ラーメン」は、ちょっと味見させてもらったのだが、あんかけのようなトロみを少しばかり持たせたところにおろし生姜を盛り、あっさりとしていながら、やはり手の込んだ仕事を感じさせる旨味をもったもの。具はすべて加温野菜で上品な八宝菜のようなラーメンだと思った。
今回、担々麺や牛筋ラーメンといったメニューは未食だったがそちらの方はat_you_see氏のブログに詳細を見ることが出来る。
おいけらーめんさまたのラーメンは、決して強い味ではない。しかし日本料理的な趣向を凝らしたあとが随所にうかがえる。しかし、こういうコンセプトは万人に受け入れられるタイプではないのだろうか?
ここまで書きながら、ここ数年の京都に勢いよく増殖して来たでっかい黄色のカンバンに青いテーブルの威勢のよさが売りの、情熱だけは抜けないというチェーン店の評判を聞きつけ、休日のお昼時なんかに行列に並んで待って、そして食べた後で、「なるほど行列ができるお店だ」と納得する人を否定するつもりはない。しかし、そういう人果たしてどれくらいいるのだろう、と、ふと思った。
今のご時世、駐車場がないのが辛い所だが,お店近くにはコインパーキングがあるのでそれを利用するのも手であろう。
本日、「京都ラーメンマップ」の武内氏、タイ旅行のサイト管理人だが実は京都ラーメン協議会員のミスターひび、そしてこの日初対面の「京都ラーメン膝栗毛」の管理人、at_you_see氏とオフラインミーティング。
中金製麺のノーマルな麺とワカメを練り込んだ緑の麺の色合いが美しい。あえて冷麺用の麺を使わず普通の中華麺を冷水でシメたものだそうだが、その細めんの見事なコシが、啜ってとても心地よい。冷麺らしく酸味をもつ味付けだが、尖った酸味でではなく、巧みにダシの旨味とバランスどりされた味付け。具の鴨ロースも贅沢だが、さらに三ッ葉に隠れて中に椎茸と筍の煮物を仕込んだくみ上げ湯葉をさらに干し湯葉でくるんだ組み合わせ湯葉が楽しい。彩りのよさもさることながら、全体に上品な味付けの中に、趣向を凝らした具の組み合わせにちょっと驚いてしまった。 一杯1000円は高価ではあるが、値段分の価値は十分に感じる事が出来る逸品。 あまりに手のかかるメニューなので、この日確かめたところでは一日5、6食分ぐらいした用意できないとのことだが、これを狙って食べに行く価値は十分にある。 「千丸しゃかりき」の「冷やしラーメン」も今年の感動的な夏メニューだが、「おいけラーメンさまた」のこの湯葉冷麺も見逃せない逸品。 はっきり言って早いもん勝ちだが、狙って食べに行くだけの値打ちはある。 なお、営業的には非常に厳しい状態にあるとお店自ら公表している「おいけらーめんさまた」であるが、これだけのメニューを提供できる力のあるお店が。このまま閉店ということにはなってほしくない。 しかし、それを決めるのは食べに行った人である。


今回、担々麺や牛筋ラーメンといったメニューは未食だったがそちらの方はat_you_see氏のブログに詳細を見ることが出来る。
おいけらーめんさまたのラーメンは、決して強い味ではない。しかし日本料理的な趣向を凝らしたあとが随所にうかがえる。しかし、こういうコンセプトは万人に受け入れられるタイプではないのだろうか?
ここまで書きながら、ここ数年の京都に勢いよく増殖して来たでっかい黄色のカンバンに青いテーブルの威勢のよさが売りの、情熱だけは抜けないというチェーン店の評判を聞きつけ、休日のお昼時なんかに行列に並んで待って、そして食べた後で、「なるほど行列ができるお店だ」と納得する人を否定するつもりはない。しかし、そういう人果たしてどれくらいいるのだろう、と、ふと思った。
今のご時世、駐車場がないのが辛い所だが,お店近くにはコインパーキングがあるのでそれを利用するのも手であろう。
コメント ( 8 ) | Trackback ( 0 )
« 四連枝豆 | いただきもん » |
真面目なお店は、1部の方には高評価を頂けるものの、「営業」と見ればやはり最大公約数を狙わなければ生きていけない現状だと思います。
例えばPCでも、クルマでも、「売れるもの=良いもの」ではないと思います。
しかしまあ、そんなこと言うても、お店である以上は商売として成立しないとあきませんですわな。うん。
基準値がさっぱりわかりません。
人格にせよ、物を創る職人にせよ...
もはや「真面目」という言葉は日本人がイメーシ゜だけで
作り上げてきた妄想のような気がする今日この頃です。
「真面目」はラーメンの味から納得できるのですが、「営業」は確かにもう一つですね。
火曜日に店が閉まっていて、何回かがっかりさせられました。
なぜ、「なか房」の定休日と同じ火曜日に休むんやと以前から感じていました。
最近、定休日がなくなったのですか。
ラーメン食べたいと足をはこんで、店が閉まっていることほどがっかりすることはありません。
最大公約数を考えた営業に期待しています。
ありがとうございました。m(__)m
TB遅らせていただいたんですが、届いてないでしょうか?
t_cognacさんのコメント、淡々と冷静な描写ながら、食べ手の驚きが垣間見えて臨場感溢れてますね。(^^♪
今後ともよろしくお願いいたします!ヽ(^o^)丿
僕も人から評されて「真面目」と言われることがありますが、本人はあまり自覚がありません。
少なくとも、これっと褒め言葉かどうか、怪しいですねぇ。(-_-;)
>たんくまさま
なるほど~「なか房」さんと定休日がかぶってるんですかぁ。これはちょっと工夫の為所がありますね。
「最大公約数」というのは、ちと合点がいかぬのですが、せめてマーケティングを意識する必要はありますね。ちなみに「マーケティング」には、「市場調査」ばかりでなく、「市場創出」の意も含まれています。
さまたの宣伝をしてくださって有難うございます!
湯葉冷麺を食べたときは、あまりの感動にお代を払わずに家に帰ってしまいました(すぐ電話して、先日はらってきました…)
実はキムチ冷麺も見逃せません~
湯葉冷麺が品切れの際は、是非どうぞ(^^)
女性の方は、水曜日のレディースセットにも注目です。
おいけらーめん(小)
ごはん(お新香)、鳥のから揚げと餃子、そしてチャーシュー入りのポテトサラダ!←これ絶品です☆
ポテサラは時々、一品にも登場しています。ホワイトボードに見つけたら是非どうぞ♪
「7月いっぱい閉店??」情報で
8月はお客さまが来ないのではないかとちょっと不安です。
夏の間を乗り切れたら、熱々のラーメンが恋しくなる季節です。
なんとか漕ぎつけたらいいんですけど…。
また足しげく通おうと思います。
ではでは失礼します!
何度か行っていて、最近は
2007年10月17日(水)に行ってます。
あわただしく食べるのが苦手なので
午後1時を回ってから行ったのですが
前後にお客さん方も来られてました。
又行きますね。