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原点の味

近所のスーパーやお酒のディスカウントストアなどを徘徊するという所帯染みた休日って、近郊、または郊外のご家庭にはよくあることだろう。
今日はまさにそういう日だった。
ちょっと久しぶりに家族全員で車に乗っていることもあって、買い物ついでにどこかでなんか食べようかという話になり、そういえば宇治田原にある本格讃岐スタイル「セルフうどんのたなか」がうまいという話を最近ある方のブログでみた旨を妻に告げると「じゃ、そこ、行ってみよう!」というので、家族そろって買い物に行く予定はプチドライブに急遽変更となり宇治田原に向かった。
讃岐うどんの魅力については、この3月に行った香川への旅で家族共通のコンセンサスがあるのだ。

しかし、お目当ての「セルフうどんのたなか」は定休日だった....残念。

そういうわけで、どうしようかという話の結果、最近お店の外装にちょっと手を入れた「味の名門宇治店」へ。
今日は、近くにある三室戸寺であじさい園の公開があるらしく、そのせいもあってか、味の名門宇治店は、一時的に行列ができてしまう程、とても多くのお客で賑わっていた。
鶏ガラこってりのここのラーメンをあらためて食べてみる。
テロテロの軟麺、かなり塩っ辛い味付け等、アラ探しをしながら食べるとネガティブな側面はいろいろと感じられる。だけど、鶏ガラをグダグダと煮込んだここのスープの味には、自分が旨いと思うラーメンの根源的なものがある。

いろんな味わい、いろんなタイプがあり、セオリーやルールがありながら、それを破ることで成功することもあるのがラーメンだと思うが、人それぞれの価値観の奥底には、初めて「これは旨い」思ったラーメンの姿がそれぞれにあり、それが後々まで尾を引くというのはよくあることだとろう。(ウチの近くの誰かさんのサイトに、そのことについて述べた文があることを私は知っている)

あー、自分の場合、ルーツはやっぱりココなんだ、と、今日あらためて感じた。
もっとも、アラ探しをするような味わい方で見れば、ネガはいくらでも出てくる。
しかし、開店・閉店が目まぐるしい昨今にあって、「自分の原点」のような味が健在で、こうやってフラッと訪れてはそれを確かめることができるというのは幸せなことだと思う。

ところで昨日のルーフボックスの件については、車のパーツにめっちゃ詳しい雪男さんに相談し、的確な指導・助言をいただいた上、近所の自動後退にて交渉の結果、必要なモノを取り寄せるくれることになった。今度の休みには車に取り付けることができそうだ。「ワゴン」というには少しキビシい、「5ドアハッチバック」的なウチの車だけに、ルーフボックスの威力はきっと大きいと期待している。

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