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らーめん双龍製麺@久御山町田井荒見:沖しじみ鶏豚ら〜めん【塩】

まったく、三度目の正直だ。
昨年11月15日に新規開店するという情報は昨年中に得ていて、昨年末や正月に、昼営業の時間帯に二度訪れては、二度とも振られていた。またその時の店先には「当分昼営業はナシね」という情報は無かった。さらに、ネット上の口コミグルメサイト等の情報によれば昼営業と夜営業でやっているとのことだったが、実は開店当初から当面は夜営業だけでやっていたらしい。
その後、2018年2月9日(金)より「新メニュー」にて昼営業を始めることにしたそうな。
店内には、その旨が掲示してあったが今のご時世、こういう情報はネット上にて是非拡散していただきたいものだ。
お店に入ると券売機。ボタンを前にして、迷うに十分なテキスト量。
大きなボタン左側から、
「お出汁香る!白ハマグリらーめん【塩】又は【醤油】」
「沖しじみ鶏豚ら〜めん【塩】又は【醤油】」
「どろどろどろり〜鶏豚ら〜めん【醤油】」
「トリプルブレンド(魚介・鶏・豚)つけめん」
と、主力に四つの柱を設定している。
テーブルにも置いてあり、また券売機上部にも掲示されているメニューによれば白ハマグリが清湯、沖しじみが白湯、超濃厚は文字通りのドロドロコテコテ、そして、つけめんと、どのような志向に幅広く対応している。少し迷ったあと、今回は「沖しじみラーメン」を注文。
カウンター席から正面に見えるオープンキッチン。換気ダクトに引っ掛けられたテフロンのフライパンや鍋の賑やかさ。
テーブルには黒胡椒、酢、ラーメンタレ、その他味変アイテムいろいろ。
それらの一つ一つに取扱説明書が。
しばらく待つのち出来上がってきました「沖しじみ鶏豚ら〜めん」。白濁のスープに鶏ムネ肉と思われるチャーシューをあしらうもんだから、見た目の印象が全体的に白い。
「沖しじみ」という貝は、いわゆる琵琶湖や瀬田川、宍道湖その他淡水域・汽水域に生息する「蜆」とは全く別種のようだ。初めて出会う貝である。貝殻の形状や赤い身から、あたかもサルボウガイのように見えるが、後で調べてみたらオキシジミはオキシジミであり、サルボウガイとは別種であると知った。
貝の種類はともかくとして、肝心なのは食べてみてどうなのか?だ。具材としてのオキシジミの存在感、肉質、なかなかイケる。白濁のスープは動物系と貝の出汁がしっかりと載っていて、粘り気があるような濃密度ではなく口当たりはサラッとしたものながら、上質の洋風スープを味わっているような感じ。これに灰分多めの小麦粉を用いたと思われる程よいカタさとシコシコ感を伴った中太麺が啜り込んでなんとも快い。厚めにスライスされた鶏チャーシュー、しっとりしつつ肉の味豊か。コリャ、いいわ。
ゴハンはあらかじめ追加しておいてヨカッタ。そして、スープの旨味を最後まで存分に楽しむ。
具体的に何処がそうだとは言わないが、交通量の多い国道沿いのハコ店の場合、その立地条件に胡座をかいたような姿勢を感じさせることがままあるが、このお店に関してはそういうことが全くなく「ちゃんとしたものを出す」ことを貫いている様子を感じた。そうはいっても原価率とかから見て魚介類等全て国産…というわけにはいかないとは思うが、だとしても再訪は必至だ。
らーめん 双龍製麺 (ラーメン / 淀駅、八幡市駅、大久保駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0
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